雪山で使っているおすすめのグローブ・手袋レビュー インナーグローブ編 

ファーストレイヤー

モンテイン プリミノ140 グローブ

重量:23g
素材:メリノウール50%(140g/㎡)、PrimaLoft®25%、ポリエステル25%

モンテインの薄手のライナーグローブ。

ウールが50%、化繊50%の内25%にプリマロフトを使っているのが特徴。
山をやっている方なら一度は聞いたことがあるであろう「プリマロフト」はジャケットの中綿などに使われていることで有名な極細の化学繊維。

通常の化繊に比べより多くの空気を含むことで暖かさを保ち、更に極細の繊維が肌から汗の水分を吸い上げる作用を持っています。

プリマロフトが吸い上げた水分を、ウールが外へと発散し手を常にドライな状態に近づける働きをしてくれます。さらにウールにもプリマロフトにも保温効果があるので1枚だけでもホンワリ暖かく、インナーグローブに最適なアイテム。

・裾はシンプルで伸縮素材やリブはなし。
・親指と薬指にタッチスクリーン素材を使用。

手を入れた感じは柔らかく、チクチク感はありません。
インナーグローブなので手にピッタリしたサイズを選んだ方が、汗を吸い上げるなどの効果が得られやすいです。

ブラックダイヤモンド ライトウエイトウールテック

重量:28g
素材:NuYarnメリノウール47%(160g/㎡)、ポリエステル47%、ナイロン6%

ブラックダイヤモンドの薄手のライナーグローブ。

こちらは、NuYarnメリノウール使用しているのが特徴。
NuYarnメリノウールは、メリノウールにナイロン繊維を15%混ぜた極細のウール繊維で、表面が滑らかで、速乾性が高く、更に丈夫なメリノウールです。

このNuYarnメリノウールが、インナーグローブとして重要な肌から汗を吸い上げ外へ発散する役割を果たします。

裾はリブ編みになっていて手首にフィット、人差し指と親指がスクリーンタッチ対応しています。

比較表

アイテム名メーカー素材重量
プリミノ140グローブモンテインメリノウール50%(140g/㎡)、PrimaLoft®25%、ポリエステル25%23g
ライトウエイトウールテックブラックダイヤモンドNuYarnメリノウール47%(160g/㎡)、ポリエステル47%、ナイロン6%28g

ファーストレイヤーのおすすめ

おすすめは僅差で「プリミノ140グローブ」です!

■プリミノ140グローブの方が良いと思うところ

・手を入れた時の肌触りが良い。
・薄い方が重ねた時に手の動きが妨げられない
・厚さの差の割に保温性は大差がなく感じる

実際の所そこまで大きく差は感じませんが、プリミノをメインに使っています。

そんなおすすめのプリミノ140グローブですが、エバニューがモンテインの代理店を辞めてしまうようで、商品があまり出回わらなくなってしましました(泣)

ブラックダイヤモンドの方は大手の山道具屋さんには必ず置いてあります。割と交換頻度の高いアイテムなので、買い替えを考えるとブラックダイヤモンドが有利。

ミドルレイヤー

ブラックダイヤモンド ミッドウエイトスクリーンタップ

重量:41g
素材:ストレッチナイロン(222g/m2)、掌にスェードパッチ

ブラックダイヤモンドの中厚のフリースグローブ。

スクリーンタップのシリーズには、ライトウエイト、ミッドウエイト、ヘビーウエイトと3種類ありますが、暖かさと、手の動かしやすさのバランスで、ミッドウエイトスクリーンタップを使っています。

・素材はストレッチナイロンで良く伸び手も動かしやすいです。
・手のひら側は全体がタッチスクリーン素材
・手のひらはスウェードで補強、ストックなどを握りこんでもOK!
・裏は起毛していて暖かさを確保すると同時に、ファーストレイヤーからの湿気を吸い上げ外に送り出してくれます。

ブラックダイヤモンドのソフトシェルグローブは何度か買い替えながら長いこと使っています。

ヨーロッパブランドのグローブは、日本人には指が長すぎる傾向がありますが、ブラックダイヤモンドのグローブはちょうど良い感じで、ファスナーの開け閉めや、靴ひもを結ぶなどの細かい操作もしやすいです。

ファイントラック フラッドラッシュEXPグローブ

重量:66g
素材:表(ポリエステル94%、ポリウレタン6%)、裏(ポリエステル100%)、中綿(ポリエステル100%)掌にハイグリップ素材

ファイントラックのミッドレイヤー用のソフトシェルグローブ。

ナイロンフリースを使ったグローブが多い中で、ポリエステルをメインに使用したアイテムで質感はウェットスーツに近い感じなのが特徴。

外側の耐久撥水を施した保温素材と、内側(肌側)の汗を吸い上げ拡散させる素材で、中綿シートをサンドした3層構造。

・手のひらはハイグリップ素材で補強
・タッチスクリーンに対応
・裏地は滑らかでサラサラした生地

何度か山で使ったのですが、補強されていない部分の耐久性が不安です。

雪山で急登する時は、雪の上に出ている木の枝などを手掛かりに進む場面が出て来ますが、そういった時に擦れたりして1回使っただけ結構ダメージを受けました。

まあ、ちょっと激しい使い方をしたので、普通にストックを握ったり、ピッケルを持ったりする分には問題ありません。

グローブとしての保温性や、手が蒸れない感じ、日本人の指の長さに合ったサイズ感などはさすがファイントラックという感じで、ミドルレイヤーとして使うにはとても良いグローブです。

比較表

アイテム名メーカー素材重量
ミッドウエイトスクリーンタップブラックダイヤモンドストレッチナイロン(222g/m2)、
掌にスェードパッチ
41g
フラッドラッシュEXPグローブファイントラック表:ポリエステル94%、ポリウレタン6%、裏:ポリエステル100%、
中綿:ポリエステル100%、掌にハイグリップ素材
66g

ミドルレイヤーのおすすめ

おすすめは「ミッドウエイトスクリーンタップ」です!

保温性や吸湿拡散性は互角の印象ですが、雑に扱っても気にならないブラックダイヤモンドのミッドウエイトスクリーンタップに軍配を上げました。

なんと言うか、とにかくベーシックな感じでこれを選んでおけば大きな失敗はしないアイテムです。

実際に、薄手のウールと重ねてみて、手が動かしにくくなければヘビーウエイトを選んでも良いと思います。

まとめ

今回は、雪山で使っているグローブレビュー前半の、インナー、ミドルレイヤー編でした。

登山を始めた頃は、グローブを重ねると手が動かしくなるのであまり好きではなく、湿った厚手のインサレーショングローブの中で、冷える手を我慢しながら登っていました。

ある時、試しにとグローブを重ねて使ったところ、手が直接濡れない事でかなり冷えを軽減することができ、それ以来必ずグローブは重ねて使うようにしています。

雪山の冷えを防ぐには、グローブだったり、靴下だったり、指先を温めるアイテムも意外と重要なので、しっかりした物を選んで快適な登山を楽しみましょー♪

今日のアイテムまとめ