雪山でおすすめのビレイジャケット!パタゴニアDASライトフーディー/アークテリクスニュークレイFLジャケット

インシュレーティッドビレイジャケットとは?

ここ最近出てきた、ハードシェルとダウンシェルを掛け合わせたような機能を持っているインサレーション入りのジャケットのたぐい。

軽量で、アクティブインサレーションとの相性も良く、去年から使うようになりまた。

パタゴニア DASライトフーディー

パタゴニア公式サイト メンズ・Das・ライト・フーディ

重 量:320g
着用サイズ:L

耐水性を備えダウンのように温かい化繊のプルマフィル・インサレーションと、悪天候への耐性を高めたコーティング加工済みのシェルを組み合わせた、山で目的を達成するための超軽量なビレイ用フーディとして主力となるアルパイン製品。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

アイテムインプレッション

昨シーズンのアイスクライミング(阿弥陀岳 広河原佐俣の山行記録はこちら⇒■)の際に、

ドライレイヤー + キャプリーンエア + ナノエア + マイクロパフフーディー

の組み合わせで挑んだのですが、これがとても調子が良く、早朝5時スタートで気温は-12℃程でしたが行動し続けるには程よい保温感。

2時間ほど歩いてアイスセクションの取り付きでハーネスなどの装備を整え、その後4時間程アイスクライミングを交えながら凍った沢を登りましたが、ずっと同じレイヤリングのままで快適に登ることが出来ました。

ナノエアの上にハードシェルだけだと、ビレイ時に寒い思いをすることがあるので、そのたびにダウンジャケットを羽織るのも有りですが何かと面倒。

ハードシェルの代わりに65gという絶妙な厚さのインサレーションシェルを重ねる事で、行動時もオーバーヒートせず、ビレイ時の寒さにも耐えられるレイヤリングシステムとなりました。

保温性と透湿性のバランスが非常に良い組み合わせでしたが、唯一心配だったは「マクロパフフーディー」のシェルの耐久性でした。

マイクロパフフーディーのシェル

シェルと裏地0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。

パタゴニアHP(マイクロパフ)

DASライトフーディーのシェル

シェル0.8オンス・10デニール・パーテックス・プロ・リップストップ・ナイロン100%。ポリウレタン・ドライ・コーティング加工とDWR(耐久性撥水)加工済み。

裏地0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR加工済み。

パタゴニアHP(DASライトフーディー)

裏地はどちらも0.7オンス・10デニールのパーテックスクアンタムですが、シェル(表生地)は、DASライトに0.8オンス・10デニールのパーテックスクアンタムにポリウレタンのドライコーティングを施した生地が使われています。

ちょっとした変化ですが、これで俄然ビレイジャケットとしての安心感が出てきました。

ちなみにインサレーションはどちらも、リサイクル・ポリエステル100%の65グラム・プルマフィルを使っていますが、DASライトの方がシェルのコーティングや縫製の仕方の違いで防風性が高く、風が強く吹くような環境ではDASライトの方が保温性の面でも有利になります。

使い方の提案としては、

ドライレイヤー + キャプリーンエア +
ナノエア + DASライトフーディー


のレイヤリング。

そして更に、

600g台の厚手ダウンジャケット 
⇒DASライト 320g
   + 300g台の軽量ダウンジャケット

と2着にすることで、行動中はDASライト、テント内ではDASライト+軽量ダウンという使い方をすることで、テントでの防寒性を損なうことなく行動時の快適性も保つ事が出来ます。

今シーズンおすすめのレイヤリングですので、是非試してみてください♪

アイテム詳細

ポケットは左右のハンドポケットと胸ポケットが1つ。

裾にはドローコードは無く、シャーリングのみ。

袖はグルっと1周したシャーリング。

フードはヘルメット対応で、ドローコード付き。

胸ポケットに収納すると、このくらいのサイズ感。
ボトルは爽健美茶の600ml。

内側はマイクロパフフーディーと同じ作り。
ただし、内ポケットはありません。

シェル0.8オンス・10デニール・パーテックス・プロ・リップストップ・ナイロン100%。ポリウレタン・ドライ・コーティング加工とDWR(耐久性撥水)加工済み。

裏地0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR加工済み。

ジッパーはダブルジッパーになっていて、裾が確保機に干渉することが無い仕様になっています。

サイズ感

178㎝73キロで普段PatagoniaはМサイズですが、DASライトに関してはタイト目な作りと、一番上に着るジャケットなのでLサイズを着ています。

Мサイズでも着れますが、やはり肩回りや袖回りに窮屈感があり、特にアイスクライミングではうっとうしく感じそうです。

アークテリクス ニュークレイFLジャケット

重 量:325g
着用サイズ:L
公式サイトアークテリクス

アルパインエリアでのファストandライトな行動シーンに求められるのは、冷たい風から身を守りながら、暖かさをキープすること。

アスリートの熱い要望から着想を得て、厳しい条件に合わせて再設計した次世代ジャケット、ニュークレイ FLは、より耐久性を高め、驚くほどの軽量化をはかりながらも抜群の保温性を発揮します。

アラト™ 10D リップストップは防風性と耐久性に優れ、コアロフト™(65g/㎡)中綿が、雨・雪のなかでも効果的に暖かさを提供。さらにプロテクションを高める中綿ストームフード™付きです

アークテリクスHP

アイテムインプレッション

こちらはアークテリクスのインシュレーティッドビレイジャケット。

DASライトとの大きな違いは、サイズ感。
同じサイズでも更にタイトな作りになっています。アークテリクスもやはり普段はМサイズですが、Lサイズでも若干タイト目になります。

使い方はDASライトと同じなので割愛します。

実際に着てみると、保温性、防風性、耐水性にともにDASライトと大きな違いは感じませんでした。

細かい違いをまとめると、

DASライトニュークレイFL
ポケット胸、左右ハンド胸無し、左右ハンド&内ポケ
裾のドローコード無し有り
内ポケット無し有り
収納胸ポケットにパッカブル収納袋付属

といったところですが、個人的に一番外に着るジャケットには胸ポケットだけあれば良いと思っているのでDASライトの方が使いやすいです。

アイテム詳細

ポケットは左右のハンドポケット、胸ポケットは無し。

袖はぐるっと一周したシャーリング。

裾はドローコードで調整可能。

フードはヘルメット対応。庇はなくグルっとシャーリングになっています。

フードはドローコードで調整可能。アークのフードのドローコードはビックリするくらいキュッと固定されます♪

内側左右に大きめのポケット。

サイズ感

178㎝73キロでアークテリクスは普段Mサイズです。
こちらはDASライト以上にタイトな作りになっています。Mサイズを着てみましたが、下にプロトンFLジャケットを重ねると肩や腕回りがかなり窮屈でした。

やはりLサイズだと肩回りの違和感もなくなりジャストサイズです。

まとめ

ここ最近の山行では、

ファーストレイヤーファイントラックドライレイヤーウォーム
セカンドレイヤーPatagoniaキャプリーンエア
ミドルレイヤーPatagoniaナノエアジャケット
ハードシェルモンテインアルパインシフトジャケット
ビレイジャケットPatagoniaDASライトフーディー
ダウンシェルマウンテン
イクイップメント
クラウドデュペ

という組み合わせがメインになっています。

厳冬期で、天気があるくなっても降るのは絶対に雪。という状況であればハードシェルは要らないんじゃないかと思っていますが、お守りとして持って行っています。

軽量でポケッタブルなハードシェルをお守りとして携行し、アクティブインサレーションの上に、インサレーティッドビレイジャケットを着て終日行動、夜のテントでは軽量で薄手のダウンジャケットを更に重ねて保温。

というパターンがおすすめです♪