■ 登山靴
登山靴を選ぶ時は、先ず第一に足の形が合うかどうかだと思います。
色々なメーカーの物を実際に履いてみて選ぶのがベストです。
いくつか履いて山を歩くようになって、少しずつ解って来たのですが、
足首回りが柔らかいのか硬いのか、それとソールの硬さ。
この2つが登山靴を用途別に選ぶポイントになると思います。
自分の場合は、スポルティバの足型が1番しっくり来たので、
夏も冬もスポルティバの靴にしています。
パタゴニア ツァリ (廃盤)
山登りを本格的に始める前から、トレランや街中のランニングで履いていた靴。
普通のランニングシューズよりややソールが固めで、
踵周りがしっかりしているのが、トレランシューズの特徴。
凹凸のある場所でもしっかりと足を支えてくれます。
登り初めの頃は、日帰り中心だったので荷物も軽く、
このタイプの靴でも問題なく歩けました。
谷川岳、尾瀬、浅間山、大菩薩などそんなに岩場の多くない場所で、
日帰り程度の軽い荷物であれば、重い登山靴よりも軽快で歩きやすいので、
オススメです。
La Sportiva Delta GTX ( スポルティバ デルタ GTX )
小屋泊、縦走をするようになって買った登山靴。
荷物が重くなったり、数日の山行になってくると、
トレランシューズでは足りなくなってきたので、本格的な一足を探しました。
横浜の好日、カモシカ、石井スポーツなど歩き回って色々なメーカー試し、
1番足にフィットしたのがスポルティバでした。
足首から踵、土踏まずにかけてキュッと締まっていて、
足にジャストフィットでした。
実は、スポルティバの代表モデル『 トランゴ S エボ 』 も何回か履いて
山に行きましたが、岩稜向けのモデルのためソールが硬く作られていて、
長く歩くととにかく足が疲れるので、ヤフオクでドナドナして買いなおしました。
デルタは軽くて、靴底が柔らかく歩き易さ優先。ハードルートには向き
ませんが、整備された登山道の岩場やザレ場もこなせる足首回りも柔らかく、
長く歩いても足に疲れが来ません。
小屋泊での大キレットもこの靴で行きました。
ただ、テント泊の装備など重い荷物を背負っている場合には、
足首や足の裏にかかる負担が大きくなり、テント泊での縦走には向かない感じです。
La Sportiva Trango Trek Micro EVO GTX ( トランゴ トレック マイクロ エボ GTX )

テントを背負っての縦走などオールラウンドに使えます。
テントを買って荷物が重くなり始めた時に買った登山靴。
現在使用中の靴です。
『 トランゴ S エボ 』 と 『 デルタ GTX 』 の間くらいのソールの
硬さです。ある程度ソールが曲がますが、岩の上に立ってもゴツゴツ感は
感じないくらいで、爪先だけでもしっかりと立ち込めるので、岩場もこなせます。
テント泊の縦走も、岩場もこなせる軽量で非常にバランスの取れたモデル
だと思います。
トレランシューズから最初に使った靴。
お店の人に、「とにかくオールラウンドに使えますよ」と勧められて購入。
初めて使ったのが、八ヶ岳で美濃戸から硫黄~横岳~赤岳~阿弥陀の日帰り。
日帰り装備の荷物、整備された登山道、長い歩行距離、どれをとっても、
この靴はオーバースペックで、足はパンパンで足の裏にも痛みが・・・。
阿弥陀の登りなどでは、岩に乗りやすくて良かったのですが、今の自分の
登山スタイルには向かないなと感じ、その後数回の使用でヤフオクで
ドナドナしました。
北鎌尾根とかやその他バリエーションルートを歩くには良いですが、
一般的な縦走登山には硬くて足への負担が多いので、もう少し柔らかい
モデルの方が日本の山には馴染むように思います。
★2018.02.16更新 La Sportiva Trango S EVO GTX

ながい間、トレックマイクロエボを履いていましたが、ロープワークを覚え始め少しずつ
バリエーションルートも歩くようになって来た今日この頃。
やはりもう少し岩稜向けの靴が欲しくなり購入。
Sエボと同じくらいの固さで岩場向け、つま先の反り上がりはトレックエボに似ていて歩き易さ重視。
Sエボとトレックエボを足して2で割った様な使用感の靴です。
まだ数回しか履いていないので、今後使用感をUPして行きたいと思います。
★2018.02.16更新 A SPORTIVA TX4 GTX
ラ スポルティバ LA SPORTIVA TX4 GTX Carbon
クライミングをやるようになってから、アプローチシューズなるものが欲しくなり購入。
アプローチ用に購入しましたが、アプローチ用途以外にも妙義、両神、八海山など
日帰りで岩稜帯を歩いたり、スクランブリング用途にも使ってます。
色々な靴を履いてきましたが、クライミングシューズ並みと言ってもいいほどに
グリップが良く、濡れた岩場でも他の人がツルッとなっているところもサクサク歩けました。
また、ローカット、ハイカットに限らず起こるのが靴の外側にカクッと体重が乗ってしまい、
足首を痛めたことはありませんか?自分は良くやるんですが、この靴はそれがほとんどありません。
調度小指の付け根あたりに外側にソールが飛び出していて、ローカットでもしっかりと足を支えてくれます。
デメリットとしては、グリップが良い=減りが早いってところでしょうか。
■ インナーソール
スーパーフィート グリーン ・ レッド(冬用)
テント泊を始めた頃に、テン場で一緒になった人に教えてもらった
インナーソール。
左右で微妙に足の形が違う自分は、長く歩くと右足の方が疲れやすく、
山行の後にも足の裏などが痛くなっていました。
これを使ってみると、左右均等に体重がかかる感じで、
外側に逃げていた右足がしっかりと中心で踏み込めるようになって、
バランス良く歩けるようになりました。
靴が重くなるのは嫌だなと思っていましたが、
それ以上に効果を感じたので、常に靴底に敷いています。
■ ソックス
パタゴニア ライトウェイト/ミッドウエイト・メリノ・ハイキング・クルー・ソックス

夏の定番ソックスです。
ちゃんと左右があって、程よい厚さでクッション性もあります。
そして、何より足首からふくらはぎのフィット感が良く、歩いていても
下がって来る事がありません。
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道具 】 夏の登山装備 : キャップ / 手袋 / サングラス編