今回は登山やクライミングで使っている、水筒、カラトリー、ハイドレーションの類を紹介します。
縦走やクライミングにはアレコレ持って行きたく無い派なので、基本的に登山での調理はお湯を沸かすだけ。実用性が高く、シンプルで軽い物を選んでいます。
フードコンテナ・ボウル
アラジン アコーディオンコンテナ

サイズ | 高さ8.5㎝、(畳んだ時3.5㎝)、直径13㎝ | 重量 | 96g |
材質 | ふた:ポリプロピレン(耐熱120℃)、本体:熱可塑性エラストマー(耐熱100℃) | 容量 | 470ml |
テント泊には必ず持って行く折り畳み式のボウルです。シートゥーサミットにもにた製品がありますが、軽さとサイズでこちらを選んでいます。
クッカーは基本的にお湯を沸かす専用にして汚したくないので、こちらを食事用の容器として使っています。カップヌードルリフィルを作るのにちょうどいいサイズ。蓋も閉まるので湯が冷めにくくラーメンもシッカリもどります。
蓋にパッキンは付いていて普通に使っている分にはこぼれる事はありませんが、アコーディオン部分に力が加わって圧迫されると汁が漏れる事があるので、汁物を入れて運ぶのは止めておいたほうがいいです。
臭いが付きやすいのと油汚れが落ちにくいのが欠点ですが、いつも家で2度洗いすれば大体綺麗になるのでそこまで気になっていません。



※2021年3月21日現在 アラジンアアコーディオンコンテナのMサイズは品切れが続いています。
シートゥーサミットシール&ゴーだと、Mサイズ420ml、Lサイズ600mlなのでMだとカップヌードルリフィルを作るのにチョーギリギリなサイズ。Lサイズだとちょっと大きくてコンパクト感が損なわれますが、いまのところ似たようなアイテムの選択肢はどちらかになります。
カラトリー
MSR フォーク


長さ | 22㎝ | 折り畳み時 | 11.7㎝ |
重量 | 12g | 素材 | ナイロン |
軽くてシンプルで壊れにくい!フォーク1本あれば、麺類もアルファ米も食べれるのでカラトリーはコレだけ。
水筒・ボトル
タイガー 真空断熱ボトル

容量 | 600ml | 保温・保冷効力(6時間) | 76℃以上・7℃以下 |
重量 | 230g | 幅 × 奥行 × 高さ | 6.6 × 6.6 × 25.1㎝ |
口径 | 4.4㎝ |
登山用のボトル・水筒というとサーモスの「山専ボトル」、モンベルの「アルパインサーモボトル」などが有名ですが、私の一押しはコレです。
使用目的は行動中の水分補給。
冬期は暖かい飲み物を入れています。
山専ボトルは保温性が高いため、行動中にサッと飲みたいのに熱くて飲めなかった経験があります。このボトルだと休憩する頃にはちょうど飲み頃の温度になっているので、程よい暖かさでゴクゴクと飲むことが出来ます。
逆に言うと、山でカップラーメンを作りたいとか、熱々のコーヒーを飲みたいという時には、保温力の高い山専ボトルの方が良いです。
夏場は氷を入れて冷たい飲み物をいれますが、口径が4.4㎝と大きいので氷が入れやすいのもおすすめポイントです。
保冷能力に関しては、山専ボトルやアルパインサーモボトルにも負けない数値になっています。
サイズや重量も私が探した中では最小&最軽量。山専ボトルやアルパインサーモボトルの様にシリコンの緩衝材などは付いていないので無駄に重たくなっていません。また600mlというサイズも持ち運びの重量感といい、パッキングサイズといい絶妙に使いやすいです。


行動中に、ふたを開けて、中栓を開けて、コップに注いでってやるのはかなり面倒。これだとスクリュー栓が無いので、蓋を開けたらそのまま口をつけて飲めるのも良いところです。
サーモス 山専ボトル

容量 | 750ml | 保温・保冷効力(6時間) | 78℃以上・10℃以下 |
重量(カバーあり/なし) | 360g / 330g | 幅 × 奥行 × 高さ | 8 × 8 × 26㎝ |
口径 | 3.6㎝ | ※写真は900mlモデル |
いわずと知れた名品。山で見かけることもかなり多いです。
保温・保冷能力はHPの数値を比較すると他と大差はありませんが、実際に使ってみるとかなり優れている様に感じます。
日帰り登山やクライミングで、昼食にカップラーメンを食べたい時に熱いお湯を確保するために主に使っています。
ただし、大きくて嵩張る、持った時のズシっと重い感じ、蓋とスクリュー栓の2重構造で飲むのに時間が掛かることなどを考えると、行動中の飲み物を入れるのにはあまりお勧めできません。
もちろんゆっくり座って休憩しながら行くような山行であれば問題ないと思います。
ソフトボトル
プラティパス プラティ2Lボトル

サイズ | 19×35cm | 重量 | 36g | 最大容量 | 2.5L |
こちらもテント泊の定番、プラティパスのソフトボトル。
軽くて、丈夫で、使わない時はくるくると巻いてコンパクトになります。
口が小さいのでもっぱら水の運搬専用です。
水道から水を入れるのは良いですが、ジェットボイルなどポットで沸かしたお湯が余った時に戻すのは至難の技。出来なくは無いですが、かなりの確率でこぼします。
中を洗うのも難しいので水以外の物は入れない方が良いです。
ナルゲン フォールディングカンティーン 1.5L

サイズ | 8×17×33 cm | 重量 | 65g | 最大容量 | 1.5L |
こちらはナルゲンのソフトボトル。
特徴はナルゲンのハードボトルと同じサイズの口が付いているところ。
重量は増しますが口が広いことによる使い勝手はかなりのもの。
直接水を飲むことも出来るし、沸かして余った水を戻したり雪を溶かして作った水を入れるのにもザバッと入れられます。
あとは沸かしたお湯を入れて湯たんぽ代わりにも使ってます。
ハイドレーションパック
ハイドラパック シェイプシフト / ベロシティ

容量(シェイプ/ベロシティ) | 3L / 1.5L | 重量(シェイプ/ベロシティ) | 154g/125g |
耐熱 | 60℃ |
ハイドラパックのハイドレーションパックです。
私がつかっているのはシェイプシフトの2Lサイズですが、販売終了してしまったようで、現在は3Lと真ん中の仕切りが無いベロシティ(1.5L)が販売されています。
ハイドレーションパックも各社から色々と出ていますが、こちらは口をガバっと開けて裏返して隅々まで洗えるのが特徴。水以外にもスポーツドリングやクエン酸の粉などを入れても、後でしっかり洗えるので安心です。
クライミングやバリエーションルートなど、ザックを下ろして休憩するのが難しかったり、ボトルを落としてしまう可能性があるような山行には必須のアイテムです。


ホースや各接合部もすべて取り外して洗浄可能です。
入口は折りたたんでスライダーで留める方式。3年ほど使っていますが、かなりパンパンにしたザックの中でも水漏れしたことはありません。





