【 山道具 】どっちを持って行く!?ジェットボイルとプリムスP153ウルトラバーナーをセットで比較してみた 

想定している使い方

 最初に、私は基本的に家族キャンプ以外の登山ではほとんど料理をしません、またコーヒーも飲みません(カフェインが苦手で飲めません・・・)。

コンロを持ち歩く主な目的は、アルファ米、カップラーメンリフィル、フリーズドライ食品などを作るため、または雪山で水を確保するために雪を溶かすことになりますので、基本的にお湯が沸かせればそれで良く、調理のし易さなどは考慮せずにアイテムを選んでいます。

それぞれの山行スタイルに合わせて適切なコンロを選ぶことが大事だと思いますので、上記のような食事スタイルの方以外にはあまり参考にならないかも知れませんのでご注意ください。

ガスバーナー

先ずは、ちょっと前まで使っていたセットと今使っているセットをご紹介します。どちらも1L弱のお湯が沸かせて、かつ出来るだけ軽量にと考えて購入しました。

「以前使用していたプリムスセット」

  • P153ウルトラバーナー        153g
  • トークス ライトポット 900ml    124g
  • オプティマス ウインドシールド    87g  
  • プリムス カートリッジ ホルダー   29g 
  • プリムス ノーマルガス IP250   375g

                   合計 768g

「今使っているジェットボイルのセット」

  • ジェットボイルマイクロモ       400g
    ( バーナー、ポット、ウインドシールド、カートリッジホルダー含む)
  • ジェットパワー 100         194g            
                       合計594g

プリムスセット 768g - ジェットボイルセット 594g = その差は174g


 「あれ?ガス缶の大きさが違う?」と言われると思いますが、

実際に使ってみた私個人の感覚だと、
プリムス110g缶でテント1泊は出来ても、2泊はビミョー。
1泊でも余裕を考えると250g缶を持って行きたくなる。
対してマイクロモの場合には100g缶でも割と安心して2泊使える。
といった感じです。

理由はガスの消費量。
プリムスのガスバーナーは2100kcal~3600kcalと高出力なものが多く、逆にジェットボイルは殆どのモデルが1400kcal程度です。ジェットボイルはこの出力をバーナーとカップ一体型のシステムで効率化を図り補っています。

詳しくはジェットボイル公式HPに譲ります。

出力 燃焼時間 沸騰可能な水量
プリムスP153 
250g缶/110g缶
1404Kcal/h1h/0.5h  6L/3L
マイクロモ  
250g缶/100g缶
3600kcal/h 2h/1h 12L/6L

※各社HPからそれぞれの能力を書き出してみました。山行の際に持って行くガス缶の個数を決めるのに参考になればと思います。実際には外気温や標高によっても性能が左右されますので、あくまで参考までに。

1泊では大した差は出ませんが、2泊、3泊、さらに冬期登山で雪を溶かして水を作ることなども考えるとかなりの差になって来ます。


なんとなく嵩張って重たいイメージがあったジェットボイルですが、総合的に考えると色々な意味で効率の良いコンロだと思います。

更に軽くしようとすれば、アルコールストーブや固形燃料ストーブもありますが、雪山での使用や、サッと食事を済ませて星の写真を撮ったり、少しでも睡眠を確保したい様な山行が多い私にとっては、すぐにお湯が沸かせるジェットボイルがベストな選択となっています。


ガスバーナー関連の小物

ジェットボイルSOLチタニウム

Jetboil Sol Titanium Ridge


 ジェットボイルには以前「ジェットボイルSOLチタニウム」というモデルがありました。ポットは0.8Lでその名の通りチタン製、総重量はシリーズ最軽量の340g
 

そのチタン製のポットだけをオークションサイトで手に入れることができ、手持ちのマイクロモに着けてみたらピタリとハマりました。


5年ほど前のアイテムなのでなかなか出回る機会は少ないと思いますが、見つけることが出来れば50g程軽量化することが出来ます。
 

ただし、チタン製ポットは融雪に使用すると、下のフラックスリング(波波になっている所)が取れてしまうらしく、湯沸かし専用となっているので注意が必要です。

実際には、雪山でガンガン融雪して水を作ってますが・・・そのあたりは自己責任です。

・ガスカートリッジカバー


 ガス缶は使うとガスの気化熱でどんどん冷えていきます。缶が冷えるほどガスの出も悪くなるので、カバーを付けておくと多少なりとも冷えを抑える事が出来ます。
 このカバーは色々なメーカーから、多種多様出ています。中には木製のものまであります。メルカリやヤフオクなどでハンドメイドの物も手に入りますので、登山でオリジナリティーを出したい方は、お気に入りの一品を探すのも楽しいと思います。私は一番シンプルなマウンテンダックス製の物を使っています。

・雪山用 ガスカートリッジトレー

 雪の上だと3本脚のカートリッジホルダーでは安定感がないので、これを下に敷いています。コーヒーを飲むときなどのコースターとしても使えますし、簡単なまな板的な使い方も可能で、何かと便利です。

とある登山愛好家さんのブログでライターの比較記事を読みました。
そこで紹介されていたのが「BIGのライター」、シュッと擦った時の点きの良さ、ガスの安定性、物としての壊れにくさなど、ガスコンロの着火用に持ち歩くのには一番適しているそうです。
 実際に私も使っていますが、3000m級の高山ではもちろん、-10℃ほどの雪山でもしっかりと点火してくれました。ただし外気にずっと触れた状態で冷え切ってしまうと、やはり胸ポケットなどで暖めないと付かない場合もあります。
 このJ-25というモデルだと小さいのでジェットボイルのお尻の部分にちょうど良く収納することが出来ます。

まとめ

 最初にも書きましたが、どのアイテムを使うかは自分がどんな使い方をするのかによって大きく変わって来ます。
 家族でキャンプをするのであれば、もっと大きなコンロやコッヘルが必要でしょうし、ULにこだわりたいのであればアルコールストーブやエスビットなどの固形燃料も視野に入って来ます。

私の場合は、

・お湯が沸かせればいい
・とにかく早く沸かしたい
・食事はインスタント、フリーズドライ中心
・ソロでの使用を想定
・雪山や強風時でも使える
・この条件を満たす中で一番軽くしたい

というのがガスコンロ系のアイテム選びの条件になっています。
同じようなスタイルの方がいらっしゃいましたら、参考になればと思います。


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