クライミングに使っているおすすめのカラビナを紹介&レビュー!

安全環付きカラビナ

「安環」と呼んだり、「環ビナ」と呼んだりしてます。
メインに使っているのはペツルの2種類で用途で使い分けています。

ペツルの安環はロックが一目で確認出来る

ペツルの安環の良いところは、ロックがかかっているかどうかが一目でわかるところ。

空いていると赤い印が見えて、閉めると見えなくなります。

マルチの終了点で、セカンドクライマーに「どうぞ~!登って~!」とコールする前に、一目見れば安全確認が出来ます。

ペツル スピリット スクリューロック

破断強度縦軸 23 kN オープンゲート 9 kN 横軸 8 kN
ゲート開口幅18 mm
重量45 g

主に、終了点のハンガーに掛けるのに使っています。


終了点のハンガーの穴は何かと狭くなりがちです。

カラビナを掛けたり外したりするときに、後ろの岩が干渉したり、ハンガーに掛かっているチェーンと干渉したりして、ガチャガチャやって角度を変えたり何だりして、かなり煩わしく感じる事があります。

スピリットでもたまに引っ掛かる時はありますが、小型で細身なので煩わしさがかなり減ります。

その他には、プルージックコードなど環ビナと一緒に使う物とセットにしてハーネスにラッキングしています。

ペツル アタッシュ

破断強度縦軸 22 kN オープンゲート 6 kN 横軸 8 kN
ゲート開口幅24 mm
重量56 g

アタッシュは幅が広くてロープの通りが良いのが特徴、また開口部も広いのでインクノットを掛けたり、半マストでビレイしたりするのにも向いています。

マルチの終了点のマスターポイントにつかったり、確保機と一緒に使う事が多いです。

岩場でトップロープを張る時に、2枚を互い違いにしてロープを掛けるのにも使います。

ペツル オーケー (スクリューロック)

破断強度縦軸 25 kN オープンゲート 7 kN 横軸 8 kN
ゲート開口幅22 mm
重量70 g

オーケーは、ロールンロックやタイブロックと組み合わせて使っています。

たま~にですが、懸垂のロープが回収出来なくなって登り返す時などに登場します。

ブラックダイヤモンド グリッドロック スクリューゲート

破断強度縦軸 22 kN オープンゲート 8 kN 横軸 7 kN
ゲート開口幅21mm
重量76 g

確保機専用に使っている反転防止機能付きのカラビナ。

クライミングを始めた時に、お店の人におすすめされてからずっと使っていて、今ので2代目。

見なくてもビレイループへのセットから、外してラックに掛けるところまで出来るくらいに慣れてしまったので、今から変えるのは怖いです。

反転防止機能の耐久性が低いカラビナを見かけますが、このカラビナはその辺りもしっかりしていて、普通のカラビナと同じ位長く使えます。

カラビナ

ペツル スピリット ベント

破断強度縦軸 23 kN オープンゲート 9 kN 横軸 8 kN
ゲート開口幅25mm
重量39g

ペツルの定番キーロックカラビナ。

ロープをクリップしやすいベント型のゲート。


ゲートのロープを当てる側が平面になっているので、ロープが逃げずにクリップしやすいです。

ノーズも引っ掛かりにくい形状になっているので、アンクリップもスムーズ。

ヌンチャクのロープ側は全部これに変えて使っています。

オレンジのカラーも岩場で目立って◎。

ペツル アンジュ L / S

破断強度L:縦軸 22 kN オープンゲート 10 kN 横軸 7 kN
S:縦軸 20 kN オープンゲート 9 kN 横軸 7 kN
ゲート開口幅L:21mm /  S:19mm
重量L:34g  /  S:28 g

ペツル独自の「モノフィル」というキーロックシステムを採用したカラビナ。

ゲートが1本のピンになっていて、先の丸いところが受け側の穴にハマってロックされます。

使っていて一番良いと思うところは、ロープを外すときにノーズがスッと抜けてくれるところで、ペツルのスピリットベントや、BDのフードワイヤーに比べても引っ掛かり知らず。

フォローでヌンチャクを回収しながら登っているときや、クラックでカムを回収しながら登るときはもちろんのこと、間違えてクリップして外したい時などには焦っている場面が多いので本当に助かります。

逆に使いにくいところは、クリップが少し難かしいところ。慣れの問題化もしれませんが、キーが1本のピンになっているためロープが当たる面積が狭く、しっかり掛けにいかないと逃げられるイメージが強いです。

そのため、ずっとヌンチャクの上下で使っていましたが、最近ロープ側はスピリットのベントゲートに交換してしまいました。

その他の用途は、マルチピッチのクライミングでセカンドのビレイをしている時にルベルソ(旧型)のロックを解除する用に必ず1個持って行っています。

ルベルソのお尻の穴に対して、ノーズが太すぎず細すぎずでちょうど良く、うまく手小が効いて解除しやすいです。

スリングを掛けたりと色々と方法はありますが、カラビナを掛けて引くだけの方がシンプルで好きです。

※新型のルベルソはお尻の穴が小さくなって入らなくなってます(泣)

Sサイズ

マルチ用に長めのスリングでアルパインヌンチャクをいくつか作って使っています。コーナーなどロープの流れを調整したい時などに使う用です。

小川山烏帽子岩左稜線のゴジラの背っぽいところ

とにかく軽くてコンパクトではありますが、クリップなどの操作はし難いので使いどころを考えて使っています。

カンプ ダイオン

破断強度縦軸 21 kN オープンゲート 11 kN 横軸 7 kN
ゲート開口幅26mm
重量33g

「ワイヤーゲート」だけど「キーロック」のカラビナです。

ペツルのアンジュとは逆に、ゲート側が丸穴になっていて、受け側が玉状のキーロックになっています。

いちばんの特徴は、ノーズが細いこと。

マルチピッチで残置のハーケンにプロテクションを取りたいときに、他のカラビナだと入らないところにも入ることが多いです。

ワイヤー形状のおがげでロープを当てやすく、クリップ感も良いです。

またアンジュは2色しかないのですが、こちらは6色展開なので、色を合わせてカムのカラビナとして使っています。

ブラックダイヤモンド フードワイヤー

破断強度縦軸 24 kN オープンゲート 8 kN 横軸 8 kN
ゲート開口幅24mm
重量38g

ブラックダイヤモンドのフード付きのワイヤーゲートカラビナ。

ノーズの引っ掛かる部分にフードを被せて、クリップ、アンクリップがスムーズに出来るようになっています。

カラーも豊富で、キャメロットと同色で揃えて使っている方も良く見かけます。

※残念ながら廃版となってしまい、残っている在庫も高価になっています。

まとめ

安全環付カラビナ

スピリット
スクリュー
アタッシュオーケーグリッド
ロック
縦(KN)23222522
OP(KN)9678
横(KN)8887
ゲート(mm)18242221
重さ(g)45567076

ペツルの安全環付きカラビナは他社の物と比較しても、機能的にも重量的にもそこまで大差はないと思います。

値段はしますが、安定した品質とロックが一目でわかる機能性でおすすめします。

カラビナ

スピリット
ベント
アンジュLダイオンBD
フードワイヤ
縦(KN)23222124
OP(KN)910118
横(KN)8776
ゲート(mm)25212624
重さ(g)39343338
クリップ

重量、ゲートの広さ、クリップのし易さを考えるとカンプのダイオンが一番おススメ出来ますが、値段も一番高いです(笑)

カラビナのマーキングについて

カラビナのマーキングについて参考までに

以前は写真の様に、カラーのビニルテープを巻いて貼っていたのですが、時間が経つうちに徐々にはがれて来て、輪っかの状態ではがれて、いつの間にかゲートの所まで移動して、いざ使おうとしたときに、ゲートが開かない!って事が実際にありました。

それ以来、ビニルテープは全部剥がして、マジックで溝の所を塗る事にしました。半年か1年に1回塗っておけば用は足るので、こちらの方が経済的だし、安全です。