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2015年1月7日 【 横岳・杣添尾根 】 登山者用Pからピストン。

  • 2015-01-07
  • 2020-12-25
  • 八ヶ岳
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今年の登り初めも八ヶ岳へ。

この景色が見たかった!


登山者用Pからピストン(途中撤退)。



〓〓〓〓〓   横岳 ・ 杣添尾根      〓〓〓〓〓


1月7日(水): 登山者用駐車場(5:50)~貯水池(7:00)~ 枯木帯で撤退(12:15-13:00)~貯水池 (14:00)~P(14:25) 

  
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  2015年の登り初めは、八ヶ岳の杣添尾根へ。

東面から八ヶ岳の稜線が見渡せるこの尾根。

ネットで調べるとなんとも素敵な景色が並び、
個人的にも南八ヶ岳の一般ルートで唯一歩いて居ないルートでもありました。

比較的緩い尾根の様なので、この季節に登って全ルート登破を目論んでの選択でした。

毎年この時期は自分の中で、お正月休みのトレース泥棒をしに行くのが
定番になっています。今回も例にもれず、あやかるつもりでいました。



前日に車で登山者用Pまで登って車中泊。

駐車場までは別荘地なので比較的頻繁に除雪されていて走り易い様ですが、
降雪直後だったので、4駆にスタッドレスでもスタック寸前でした。

トイレは無いのでコンビニで。


朝6時前。

この日の日の出時刻は6時58分。
月明かりが明るく、うっすらと見える回りの景色が神秘的でした。

駐車場から少し下ったところに登山ポスト。
その脇から遊歩道が始まります・・・・


と思ったらこの積雪(笑)

スタートからワカンを装着。概ね、くるぶし~膝丈の深さ。
別荘地を縫うように歩いて、貯水池脇の登山口を目指します。



ペースは悪くないと思いつつも、やはり雪で時間がかかる。



しばらく歩くと、ちょうど貯水池の手前で日の出。



遠くに見える白いのが八ヶ岳の稜線。
左側の尾根がこれから上がる杣添尾根。

写真の赤い橋を渡ると、四阿と貯水池があります。

コースタイムが横岳まで往復で7時間35分と比較的短いので、
雪を考えてコースタイムの倍かかっても稜線の三又峰までは、
行けるだろうと思っていました。

しかし、余裕があると思い込んでいてあまり時間を気にしていなかったのですが、
時計と地図のCTを見ると、なんとCT20分のところをすでに1時間も歩いていることに
気が付きました(汗)

こりゃヤバイかも・・・。

貯水池から本格的な登山道になり、樹林帯に入ります。



先は長いぞ。ウソではありませんでした。



トレースは終始こんな感じで、在るには在りますが深く埋まってます。



今回は、とある撮影技術本で奥行きのある場面では、
色収差を気にせず思いっきり絞れ!と力説されていたので、
全体にいつもより絞り込んで撮ってみました。

気付けば、あたりまえですがSSが遅くなってこういう写真が多くに。



樹林帯の楽しみは足元に。

標高で2000Mを越えたあたりで、一気にトレースが薄くなりました。
地形的にトレースが埋もれ易い場所なのか、ここであきらめた方がいたのか。

一気に雪が深くなって、膝~腿丈を踏んでいくことに。
この辺からアドレナリン出てきた感じです。




この日の八ヶ岳の予報は晴天で強風。ヤマテンで25Mの予測が出ていました。
ただし北北西の風なので、東面のこの尾根なら稜線に出るまでは
それほど影響ないだろうと思っていましたが、時折樹林帯の中まで強風が吹き抜けます。

すっかり埋まってしまったトレース。



35ミリ


18ミリ



35ミリ

18ミリ

無心でラッセルすること5時間弱。
山と高原地図の枯木帯(ここまで行けば樹林が終わって八ツの稜線が見える場所)
と表記されているところまでのCTの倍。

ここでまさかの標識が登場・・・・



えっ!中間点!? んっっ?中間点!? うおっっー!中間点っ!

マジかーーーー!!!

この時点で目標を、枯木帯に変更。
なんども心折れそうになりながらも、なんとしてもあの景色だけは見たい!
と踏ん張りました。

一人でもがいていると、後ろの方で物音が・・・。
遠く樹木の隙間に人影を発見。

今日は一人かと思っていましたが、後続の方がいました。
あえてザックを下ろして休憩し道を譲る(笑)

男性2人組みで、予定では稜線から赤岳へ進み県境尾根を下るとのこと。
ゼロポイントのザックに、使い込まれたペツルのヘルメット。
見るからに強そうな方々の登場に、大雪後の西黒で出会った群馬県警山岳救助隊の
面々を思い出しました。

追い抜きざまに、変わりますよと一声かけて頂きました。



遠慮なく後ろから続きます。


あと15分追いつかれるのが遅かったら、途中で諦めて降りてたかもって位に
体力残っていませんでした。

しばらく登ると、次第に視界が開けて来ました。



遠くに富士山。天気も申し分なし。



枯木も出て来ました。




この辺りまで来ると雪も締まっていて、深くてもスネ程度。

今思うとあんまり踏んでもらって無いっ!(笑)

そしてようやくの思いで稜線を見渡せる場所へ。





これっ!これっ!これっ! コレが見たかった!

完璧です♪



気分最高です♪



見えてる稜線まで往復2時間。

ワカンのままでも行けそうな雰囲気の綺麗な尾根ですが、
体力的に無理は出来ないなと、ここでの撤退を決めました。




赤岳と富士山。



赤岳山頂荘と展望荘。



浅間山。



奥のギザギザは妙義かな?




甲武信、瑞垣、金峰。

景色を撮っていると、途中で止まって身支度を整えていたお二人と再度合流。

残りの尾根を登って行きました。




と思ったら、ちょっと行ったところで歩みを止め、なにやら足踏み。

この尾根にテントを張ることにしたようです。

この日は月が明るかったですが、星を撮るにも良さそうだし、
ちょうど日の出も方角的にバッチリだし、ここのテント泊は絶対良いと思います。



お互いに手を振って別れを告げ、下山開始。



名残惜しい景色。




下りも絶景を堪能しつつ。

と言ってすぐに樹林帯に入ってしまいますが・・・。




下りは何てことなく1時間30分で駐車場まで下山。

抜けるような青空と、綺麗に伸びる尾根筋が印象的な山行でした。



 
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結局、登りCT2時間5分のところ、7時間20分かかりました。

倍どころか3倍以上。

でもそれ以上に景色が素晴らしくて、全て忘れさせてくれました♪


この日は、 今までに無く甲府盆地一帯の空が青く澄んでいる印象で、
帰路で眺める山々がいつも以上にハッキリと見えていました。

特に野辺山から清里へ抜ける途中から見えた八ヶ岳の姿は、
麓から山頂まで全体がクッキリと青空に映えていて、
山がドーンッと迫ってくるような迫力がありました。

今日の日のこの景色は一生心に残ることとなりそうです。