2013年2月5日【 阿弥陀岳 】 美濃戸から夏道ピストン。

美濃戸山荘から阿弥陀岳へ。 


〓〓〓〓〓     阿弥陀岳    〓〓〓〓〓 


2月5日(火): 美濃戸山荘(6:10)~行者小屋(8:10-8:30)~文三郎分岐(10:10) 
         ▲阿弥陀岳(11:50-12:30)~行者小屋(14:20)~美濃戸山荘(15:35) 
                   
   
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3年前の夏に初めて登った阿弥陀岳。 

冬の赤岳に登る度に、文三郎から見上げながら 

いつかはあの急登をやってみたい!とずっと思い続けて来た中、 

今回、天気にも恵まれてようやくアタックのチャンスが巡って来ました! 



いつも通りに前日に千葉を出て、美濃戸山荘の駐車場にて車中前泊。 




夜明け前に南沢を歩き始めました。 

歩き始めると、どうやら前日はこのあたりも雨だったようで、 

道はベシャベシャしていました。 


横岳が見えて来ました。 



ここまで来てもまだ雨だった感じ。 


行者小屋まで15分くらいのところから、木に雪が付きはじめて、 

トレースも新雪に埋まっていました。 




行者小屋到着。 

前回来た時よりもがっつり積雪増えてました。 


ここで久しぶりに持ち込んだコンビーフで腹ごしらえ。 

いろいろ試したけど、自分的にはコレが最高の行動食。 


見上げると、雪煙を上げる阿弥陀岳の横に三日月。 

この日の予報は、ずばり晴天!風も午後には弱まって来る予報。 


ここで、前日に鉱泉に泊まっていた4人組のパーティーと出会う。 

聞くと、やはり昨日は鉱泉でも雨やみぞれだったらしい。 

文三郎から赤岳へ上がる予定との事。 



ヘルメット、ピッケル、アイゼンを装備して文三郎尾根へ。 


テント場の先までトレースがあったんですが、途中で迷ったのか、 

諦めたのかすぐにノートレースに。 


久しぶりに新雪を踏みながら登りました。 



阿弥陀岳への分岐。 


トレースがあれば、北稜からと思っていましたが、 

やはり前日の雪でこの状態。 


夏道が頭に入っている文三郎から登る事に。 



深さは膝丈くらい。吹き溜まりは股下まで。 


樹林帯の半分くらいのところで、さっきの4人組パーティーに追いつかれ、ラッセル交代。 



マムートの階段の手前。 


人の後を歩くのってこんなに楽なのね~♪ 



最初の階段のところで、女性メンバーが足元怪しくなり始め、 


先頭のリーダーさんがロープを出しました。 


ロープをつないでいる間に追い越して、再びラッセル。 


途中で展望荘に荷揚げのヘリが。 

今年は2月1日~3月4日まで厳冬期営業をしているそうです。 



右手には目指す阿弥陀岳。 



左手には横岳と硫黄岳。 


振り返ると、さっきのパーティーと蓼科山、霧が峰、北アルプス。 


久しぶりに晴れ男! 



中岳への分岐まで吹き溜まりを踏みながら。 



分岐が見えてきました。 



いつの間にか後続のパーティーに追いつかれ、 

お互いにラッセルの礼を言ってお別れ。 


今日の天気だと赤岳にも行きたくなります。 



一人、中岳方面へのくだりへ。 

と、ここで真新しい踏み跡を見つけました。 

途中まで、昨日のものなのか、今朝付いたものなのか 

半信半疑でしたが、中岳の先で阿弥陀岳の最上部を登る人影を発見。 


正直、ノートレースで新雪が乗った斜面を登れるか不安でしたが、 

トレースを見て行けそうな気がしてきました。 


中岳から振り返っての赤岳。 


阿弥陀岳。 



ここからの稜線歩きが、いやらしくもあり気持ちよくもあり。 


左側は雪庇で切れ落ちていますが、右側はすぐ下に木があるので 


落ちても大丈夫そう。 


微妙に締まりきっていない雪がズルズルして、 

結構気を使いながら進みました。 



振り返るとこんな感じ。 





左手には富士山が神々しい。 



尾根のシュカブラに良い感じに陽が入って綺麗でした。 




そして、いよいよ阿弥陀岳の登りに取り付きます。 

下からはこんな感じ。 


はしごの部分。 



梯子の上。 


この辺りまでは立って歩けました。 

下を見るとこんな感じ。 


この先は写真撮る余裕なし。 

岩が出てくる手前のところが、雪がぶっかぶかで、 

トレースを踏んでも抜けてしまう状態でした。 

さらにガシガシ踏みつけて足場を作りつつ進行。 



急登りをクリア。 




その先の岩が出ている部分が、トレースを追うとどうしても登れない。 


何度かチャレンジするも、手がもう一伸び足りず。 

一度下って、左から回り込んだら上手い事登れました。 


後は、頂上まで上り詰めるだけ! 



山頂~♪ 


標識は埋まってしまって、赤岳と南稜しかわからない・・・。 


山頂に着くと、トレースの主の方を発見! 

だいぶ前に登って行ったので、どこか他から下っていったかと思ってた。 


話しかけると気さくな方で、景色を見ながら山談義に花が咲く。 


北アを見ながら、夏に上高地から栂池新道を歩いた話や、 

北鎌尾根の入り方も教えてもらいました。 


でも、話しているとここから見える山の名前があまり解らない様子・・・・ 

不思議になって登山歴を聞くと、なんと3年目! 

もっとバリバリやっているオーラを感じていたんですが、自分と変わらない! 

深堀すると、3年前に友人に妙義山に連れて行ってもらった時に、 

岩場の面白さにハマり、それから本格的に登山を始めたそうです。 


入り口がそこですかっ!と思わず突っ込みを入れましたが、 

本当に人それぞれなんですね。 


更に、『この辺りでこのくらい気軽に登れる感じの山ってありますか?』 

って聞かれて、『気軽に』ってところに、何か根本的な違いを感じつつ、 

甲斐駒をおススメしておきました。 



山頂からの景色。 


硫黄岳、蓼科山、奥に浅間山や雨飾山も。 


槍ホー。 


乗鞍&御岳。 



中ア。 



南ア。 



富士山っ。 




鉱泉にもう一泊してから帰られるとの事だったので、 

行者まで一緒に下ることになりました。 

お互いに同じデジカメを使っていて、互いを撮りながら下山することに。 


撮って~、 


撮られて~。 




撮られて~、 



撮って~。 



お互いに、良い被写体が居ることに楽しくなってしまったようで、 

パシャパシャ撮りまくってました。 


んで、この下がぶかぶかゾーン。 



雪に乗れないので、下のしゃくなげ?を頼りに。 


しゃくなげさんゴメン・・・。 


そっから下は、登りに作った階段を辿ってするする~っと。 



またまた、撮って~ 


撮られて~。 




無事に取り付きまで下れました。 



文三郎への道のりもお互いにパシャパシャ(笑) 















帰りは、行きよりも余裕を持って歩くことが出来て、 

山の話も面白く、景色も、天気も、気温も最高でした! 


行者小屋にて、後日連絡を取り合う約束をして解散。 



最後にお約束の、ユンボにカメラを置いての記念撮影♪ 


ついでにダイヤモンド阿弥陀岳。 




思ったよりも下りが早く歩けて、日が暮れる前に車に戻れました。 

いや~、ラッセルあり、急登りあり、良い出会いあり、良い景色あり、 

楽しい一日だったな~♪と余韻に浸っているのもつかの間、 

帰りがけにチェーンを履いていない事を、小屋のおじさんに怒られて、 

テンションダウン・・・(涙) 


沢に1回転して転落したり、止まれずに人を轢いてしまう事故がおきているそうなので、 

チェーンなしでは絶対に入っちゃダメ!との事でした。 


帰宅後、さっそくチェーンをポチッと。 

これからの時期は特にガリガリになるから役にたつかな? 





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ってことで、最後に怒られちゃったのを除けば、 

冬山っ!って感じの良い山行をすることが出来ました。 


またチャンスがあれば北稜にチャレンジしてみたいです。 


さあ、忙しい春休みまでひと月ちょっと。 

あと2回くらい山に行けるかなー。 

西穂もやり残してるし、そろそろ西黒尾根も行ってみたい。 

連休とれたら、燕か蝶か鳳凰かその辺りで検討中です。