2013年1月10日-11日【 編笠山・権現岳・赤岳 】 1日目:キレット小屋まで。 

富士見高原GCからキレット越え~赤岳~美濃戸口をテン泊縦走。 〓〓〓〓〓     八ヶ岳 キレット越え    〓〓〓〓〓  1月10日(木):富士見高原ゴルフコースP(6:10)~▲編笠山(10:00-10:10)~ 
          青年小屋(10:30-11:00)~権現小屋(12:50-13:10)~ 
          キレット小屋(15:00)~テント泊  1月11日(金):キレット小屋(7:40)~▲赤岳(10:30-11:00)~行者小屋(11:55-12:25) 
          ~美濃戸山荘(13:45-13:50)~美濃戸口(14:30)~タクシーにて戻る                       
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ※注:久しぶりにめっちゃ長い日記です。  今年のお正月休みもおかげさまで、  仕事が忙しくなり商売繁盛!  良いスタートが切れました♪  ようやく休みが取れたので、趣味の方もスタートです!  お正月休み明けに取れた連休。  せっかくのタイミングなので、トレースが無ければ難しそうな山を候補に。  西穂か、こないだのリベンジで八ヶ岳かで前日まで悩みましたが、  西穂の方が人が今後も人が沢山入るだろうという事で、今回は八ツに決定!  ここんとこ、自分が晴れ男だと自称していたことすら忘れるほどに、  天気にフラれていたので、今回こそはと~♪ 張り切りました~♪  いつも通りに、君津からアクアライン~首都高~中央道~小淵沢で八ヶ岳へ。  年末はあんなに混んで時間がかかったのに、今回はノン渋滞で登山口まで3時間。  小淵沢ICからゴルフ場までの道の雪もすっかり溶けていて、4Wは一度も使いませんでした。  朝は、5時に起きて体を温めつつ準備開始。  スキー場の暖かトイレで用を足して、6時過ぎに登山スタート!  杯流しの手前、編笠山が顔を出す。 途中の岩小屋跡にて休憩。  今回の荷物は19キロ強。  回を重ね冬のテン泊装備のにも体が慣れてきたようで、  重くて肩が痛いとか足がキツイとか、あまり感じなくなって来ました!  ここから少し行ったあたりから、雪が付き始めたので、  チェーンスパイクを装着。  ゆるやかな樹林帯をひたすら進む。  九十九折に急な斜面を登り、徐々に尾根に沿ってひたすら登ります。  回りの木の背が低くなって来たら、樹林帯の終わりはもうすぐです。  樹林帯を出る手前に、テントを張った跡があったので、  そこでバラクラバとゴーグルを装着して、吹きさらしの岩場に備えました。  で、樹林帯を抜けたらこの景色っ!!!  富士山をバックに岩場へと進む。  久しぶりの好天にテンションあがりました。  トレースを追って山頂を目指す。 予想通りに、年末年始にかなりの人が入った様で、  かなりしっかりとトレース付いてました。  編笠山に到着~♪今回は八ヶ岳まる見えっ!  風も前回ほどは強くなく、天気も申し分なし。今回は行ける!と確信を強める。  御岳山と中ア。  南ア。  そして、富士山♪  今回は、ここは最初の通過点。  先ず、天候というハードルを一つクリアです。  長居はせずに、青年小屋まで下ります。  なんて素晴らしきこの景色♪ そして、なんて歩き易いこのトレース♪  前回かなり苦労して通過した岩場も、今回はちゃっちゃと進めました。  青年小屋でザックをを下ろして、多めに行動食を取る。  スパイクをアイゼンに、ストックをピッケルに持ち替え、手袋もミトンに。  『さあ、行くぜ!』と言っています。  先ずは、『のろしば』までの登り。  この辺りから、風が強くなって来ました。  今回の予報は、2日間とも天気は良さそうでしたが、  午後から風が強まり始めて、夜半から翌日の午前中一杯は、  20M前後の風が吹く予想。  今のところ、たま~にヨロッとするくらいの風が吹きますが、  登るには問題ない程度。  ちなみに前回撤退した時は、30Mの予報が出ていました。  尾根に沿って登って行きます。  トレースはところどころ吹き溜まって消えていましたが、  写真の通り明確に見えていました。  『のろしば』への最後の登り。 トレースは夏道に沿って直登するものと、  右に大きく迂回して行くものと二つありましたが、  どちらも最後の最後が結構な急傾斜でした。  南アと編笠をバックに登ります。  ここが結構キツくて登りきってしばらく座り込んで休みました。  『のろしば』から左がギボシ、右に権現岳。  ここからまた、尾根沿いに進みます。  雪庇。って言って良いのかな?  ここから権現小屋までの区間は、こんな感じで左側が切れ落ちてます。  (写真は振り返って撮ってます)  ギボシまでの尾根道。  この写真お気に入りです♪  雪の尾根に付いたトレースが、雪山!って感じがして良い。  もちろんココを歩けるってのも幸せでした♪  尾根を歩き終えると、おそらく本日の核心部であろう、  ギボシのトラバースに取り付きます。  先ずは、鎖場。  最初の入りはこんな感じ。  鎖はこんな風にところどころで埋まっているので、  あまり頼りに出来ませんでした。  足場が狭いところもあり、気を使いながら慎重に進みました。  鎖場の終わりから振り返って。  先ずはステージ1クリア。  続いてのトラバース。  途中までは、こんな感じで綺麗にトレースありました。  写真の辺りから左手に登って、尾根通しに進むトレースも  うっすらとですが残っていました。  今回は風が強いので、尾根には出ずに進む事に。  半分くらいまで行くと、トレースがほぼ無くなりました。  傾斜もこの辺りからが1番急になります。  ここから尾根に上がる訳にも行かず、  壁に四つん這いになり、カニのヨコバイ方式で、  前爪とピッケルと手を交互に雪に突っ込んで支えながら進みました。  進んだ跡。  もう少しなんだけど、最後に草付きの部分が登場。  ココが、核心部の核心部となりました。  なんとか探り探りしながら爪が引っかかる部分を探して、慎重にクリア。  日記書きながらも、思い出すとドキドキする(笑)  最後は尾根通しのトレースに逃げてクリア。  はぁ~っ!キツかった!すでに足がプルプル。  権現岳までもう一踏ん張り!  と、権現小屋の方に目をやると・・・・  こっちに向かって手を振る人が!  小屋の上、ちょうど権現とキレットの分岐点の辺りに人が居るのわかります?  おそらく、天女山から登って来たであろう単独の方。  向こうも僕の写真を撮っていたので、互いに撮り合いっこ♪  この日出会った(といってもこの距離ですが・・・)、唯一の人でした。  尾根沿いに進んで、権現小屋に到着! ここで、トイレの影に隠れてしばし休憩&作戦タイム。  思っていた以上に、体力を消耗していて、  風も徐々に強くなって来ている状況。  ここから先は、稜線続きで風から隠れる場所もないし、  行ったら赤岳までエスケープルートなし。  ブロックチョコをもりもり食べながら、深呼吸したり屈伸したりしながら、  慎重に自分の体の声を聞いて、行ける!と判断。  コースタイムで1時間10分。かかっても後2時間。  ゆっくりでも、とにかく一歩ずつ慎重に行こうと自分と約束。  分岐から振り返って、編笠山~権現小屋までの稜線。  権現岳と富士山。  これから進むキレットと赤岳、中岳、阿弥陀岳。  先ずは、ゲンジー梯子。  ココまでの下りは、鎖も出ていて苦労なく下れました。  梯子も特に問題なく下りれましたが、最後の下り口の部分が  吹き溜まりになっていて、ほんの10Mほどのトラバースなんですが、  踏んでも踏んでも、ズブズブズブ~っと抜けてしまい、どうにもこうにも。  梯子を少し上から下りて、上の岩に手を掛けてながら、  出来るだけ体重を足に掛けないように進んだら、なんとか沈まずに進めました。  ちょっとした場所でしたが、ギボシに続く難しい場所でした。  その後は、尾根通しに歩いて旭岳を登ります。  ここはトレースも明確に残っていて特に難しい箇所はありませんでした。  旭岳のトラバース部分。  更に、キレット小屋まで一気に下って行きます。  ところどころ、細い所や岩が出ていてプチクライミング的な場所もありましたが、  ここまで歩いた人なら、そんなに苦労なく下れると思います。  出会小屋の分岐から、旭岳を振り返る。  この辺りで、かなりバテバテ。  止まって休憩しようにも、風が強くてゆっくりは出来ず。 
あと少しだからと水だけ飲んで、最後の一踏ん張り! 
ツルネを越えたら、ようやくキレット小屋が見えてきました。  冬のキレット小屋には、夏道の入り口を過ぎて、  ちょうど小屋の真上辺りから樹林を抜けて、小屋の裏に出れます。  いや~っ、なんとかここまで辿り付けました!  出だしからここまで、めまぐるしく場面が変わっては難所が出てきて、  体力も気力も出し切った感じで、ようやくゆっくり休めるこの安堵感。 
ひとまず、ザックを小屋脇のテントを張った跡におろして周辺を捜索。  水場はもちろん、雪に埋もれて×。  トイレも埋もれて×。  テン場は行けるけど、張った跡はなしでした。  結局、小屋脇に戻ってテントを設営。  中に入って、あぐらをかいた途端に両足がつった!  結構な運動をしてもめったにつらないので、かなりビックリ。  軽くストレッチをしてから、食事を・・・・と思ったら、  いくらカチカチやっても火が点かな~いっ!(涙)  『なんて火だっ!』  なんて突っ込みを入れつつ、とりあえず懐にガス缶を入れて15分くらい  待ってから再度チャレンジしたら点いてくれましたぁ。  あ~、ほんとこれで火が点かなかったら、どうなってただろう・・・・恐ろしい。  ようやく食事にありつけました♪ 明日に備えて早々に就寝するも、  夜中に目が覚めると、顔にバサッと霜が降って来てテントがしなりまくってた。  風の強さがピークを迎えたらしく、ゴーゴーと凄い音。  トイレに行きたいんだけど、自分が出たらテントが飛んで行きそうな  勢いで風が吹いていたので我慢。  そして、ようやく2日目の朝をむかえるのでした・・・・・  長くなりましたが、本当に色々あった一日でした。 2日目へ続く・・・。
2013年1月10日-11日【 編笠山・権現岳・赤岳 】 2日目:キレット小屋~赤岳~美濃戸口。