赤岳へ登り、真教寺尾根で下山。
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10月3日(木):キレット小屋(6:00)~▲(7:40-8:20) ~真教寺尾根分岐(8:35)~
牛首山(10:20)~美しの森P(12:20)~※タクシーにて天女山P(12:35)
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2日目の朝。
静かなテント場で気持ち良い目覚め。
人が多い小屋よりも、しっかり寝れました。
5時に起きて、6時頃出発出。
寝起きでいきなりの核心部はキツイな~と思いながら、
小屋付近の樹林帯を抜ける。
足元には、こんなに綺麗な紅葉♪
でも、見上げるとこんなに危険な光景♪
ここからしばらく、浮石だらけのガレ場を登ります。
これは落石多そう、後ろに人が居たらヤバな・・・と思ってたら、
良い感じの距離感で、ウルトラソウ太さんが登って来た!
調度100メートルくらい後ろを登って来るので、ウルトラ気使ったー。
しばらくガレ場を九十九折に登って行きます。
途中からこんな感じに。
綺麗なペンキマークを辿って登ります。
濡れてても余り滑らない岩で登り易かった。
3分の1くらい登ると、ちょっと休める場所があります。
少し天気が良くなって来た♪
権現岳が見え隠れ。
右手には大天狗が見えてきました。
1番上まで登り切ったところ。
ここから、梯子と鎖がいくつか出てきて稜線沿いに進みます。
竜頭峰へ上る岩場。
ようやく、山頂が見えて来ました!
ここまで来ると、いつもの文三郎の道と合流するので、
なんとも言えない安堵感♪
と、下の方でガラガラッっと岩が落ちる音が!!!
ふと振り返ると、落石の犯人は・・・・
カモシカ来たー!!!!
久しぶりの大接近に大興奮!!!
急いで登山道を戻って、後を追う。
距離にして約2メートルのご対面。
しかも調度良く登山道まで登って来てくれました。
しばしお互いに見つめ合ってからの別れ・・・。
ガスガスな分、こんな素敵な出会いに恵まれたようです♪
回りはガスで景色見えずでした。
ここでガスが取れるのを待ちながらちょっと一休み。
最近の登山に必携の3種類。
待っても待ってもガスは消えず、諦めて下山することに。
下りに使う真教寺尾根は、山頂付近に鎖場が続くコース。
岩場の練習がしたくて選んでみました。
なので、今回の山行では一切鎖は使わず!が自分との約束。
下りはず~っとガスガスでした。
最初の鎖。
ガスでこの写真が登りなのか下りなのかも解らないですね(笑)。
たぶん下りの写真です。
ここも、鎖は使わず。
右側を巻かずに鎖に沿って真っ直ぐ下りる。
ここが1番難しかった!
右側やや上の岩が濡れているあたりを下りている時に、
右足の次の一歩がどう探しても、と~っても下の方に。
そこに足を置くには、手を腰の位置くらいまで持って行きたいが、
これまたどう探しても手掛かりが見つからず。
そのまま2~3分、あれこれ試すと左側の三角形の岩の向こう側に割れ目を発見!
指で辿ると下の方までつながっていて、一番下をガシッと掴んで見事にクリアー。
って、普通に鎖を使えばスルスルと降りれる場所なんだけど、
こうやってチャレンジしてみると、ちょっとした鎖場の一つ一つが、
結構面白いって事に気づいてしまった!
クライミングやられる皆さん。
やっぱりこういう感じが面白いのでしょうか?
新たな楽しみ発見です♪
ガシガシ歩いて行きます。
サイの河原に到着ー!
ここからは、権現岳と赤岳が一望出来るらしいです(笑)
この先の、熊笹地帯がめっちゃ歩き難かった!
笹が茂りすぎてて足元が全く見えず。
しかも濡れた岩がゴロゴロしてて滑るすべる!
これはどんな岩場よりも難しい!?
さらに下りて、美しの森まで下りて来ました。
ここからも、権現岳~赤岳が綺麗に見えます。
歩いてきた稜線丸見えです♪
最後は、タクシーで天女山口にもどり登山終了ー!
車に戻って、ザックを下ろそうとしていたら、
観光で来たらしい学生の女子グループに声を掛けられる。
『ザック大きいですね♪』
『どこを登ったんですかぁ?』
『ひとりで登ってるんですかぁ~?すご~い♪』
と質問攻め(笑)。
昨日の女子二人組みといい、いったい何て日だっ!!!
ありがとう、大型ザック!ありがとう八ヶ岳!ありがとう、単独行!
んで、かえりに前からずっと食べてみたかったお蕎麦屋さんへ。
道の駅小淵沢の延命そば。
14時までしかやってないので、いつも山の後には閉まってて食べれずでしたが、
今日は間に合ってようやくありつけました。
蕎麦、美味い♪
マイミクさん、置いて帰っちゃってゴメンね!
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ってことで、久しぶりのテン泊ソロ登山。
静かな山をの~んびり歩くことが出来ました♪
紅葉も良い感じだったし、カモシカに会えたし、女子には声を掛けられるし!
こんなの山をやり出してから始めてだ~(笑)
しかも、岩場の新たな楽しさも発見してしまったし!
これからの山選びが、また楽しくなりそうです♪