南八ヶ岳中心部をぐるっと一周です!
八ヶ岳の主脈をバックに。
〓〓 南八ヶ岳 〓〓
9月10日(金):やまのこ村P(4:45)~赤岳鉱泉(6:30)~ ▲硫黄岳(8:00-8:15)~硫黄岳山荘(8:35)~▲横岳(9:10-9:20)
~赤岳天望荘(10:20)~▲赤岳(10:50-11:30)~▲中岳(12:20) ~▲阿弥陀岳(12:50-13:10)~行者小屋(14:10)
~やまのこ村P(16:00)
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さて、今回からは経験を積むための山登りにしようと、自分でルートを考えてみました。
ガッツリ歩けて、稜線歩きも味わえるところって事で、南八ヶ岳の周回に!
君津を18時半に出て、美濃戸高原やまのこ村へ着いたのが22時過ぎ。
駐車場は3割程度埋まってました。トイレはやまのこ村や赤岳山荘で借りれます。
4時30分出発!
1時間ほど歩くと、林道が終わり登山道へ。
沢を何度か渡りながら進みます。要所、要所に木道が組まれていてスイスイ進めます。
沢沿いの緩やかな道を更に進むと、赤岳鉱泉に到着!朝早いのか、まだ人気がない・・・。
これから歩く稜線がぐる~っと!
だんだん目も覚めて来て、テンション上がって来ました!
林の道を抜けると、赤岩の頭へ到着。ここで初めて他の登山者に出会いました。
そして、一気に大展望が!
こんな天気は初めてでテンションは更に上がります!!!!
赤岩の頭からゆるりと登って、最後に岩場をよじ登ると、硫黄岳の山頂。
石がゴロゴロした山頂は、平らで広~い。
ぐるりと360度の大展望!左から順に、硫黄岳の火口、蓼科山、天狗岳、遠くに浅間山、
ちっちゃく富士山、赤岳、阿弥陀岳の向こうに南ア、中央ア、 御岳山、北ア。とにかくぜ~んぶ見えました♪
ここからは長~い稜線歩き。コレがやりたかった♪♪♪さすがに稜線上は風が強い!
横岳から赤岳へと続く稜線。ひゃ~すげぇ!テンション上がりっぱなし。
なだらかな道を進んで、硫黄岳山荘に到着。目の前には大雲海。
山荘から、横岳の尾根へ向けてちょっと急なガレ道を登ります。
登り切ると、横岳の尾根が見えてきます。
あのニョキッと出ているのが横岳。
のんびり稜線歩きを楽しんでいると、徐々に横岳が迫って来ました。
すると、んっ!?ここの尾根細すぎですけどー!
しかも反対から来る人の頭がが、あり得ない場所で見え隠れしてるし・・・。
なるほど!ここが、横岳のカニの横這いですか。
ネットで見たルートガイドには、写真では高度感ありそうですが、
実際はスキップしても通れそうでした。とあったハズ。。。。
アホかっ!どーやってここでスキップすんだ。
こういうのも経験積むと慣れるものなのかな~?俺が高いところが
苦手なだけ!?う~ん・・・。今回の山行でここが一番怖かった。
怖かった後なので、気合いを入れて叫ぶ。
ここからも大展望♪っていうか稜線歩いてる間はずっと大展望♪
横岳から赤岳方面。左奥に富士山がぽっこり。
横岳から歩いてきた硫黄岳方面。奥には蓼科山。
さて、先を急ぎます。いくつか小さなピークを、ちょいちょい出てくるハシゴや
鎖場をこなしながら、右に左に巻いて越えていきます。
徐々に、赤岳が近づいてきました。
左から赤岳、中岳、阿弥陀岳。
だいぶ上がってきました。
最後が一番キツイ!
ここまでの長丁場で足もパンパン。それでももうすぐ最高地点だと思うと、
テンションが上がってくる。
そして、赤岳山頂に到着!
山頂から赤岳山荘を望む。いや~晴れるとこんな大展望なんだねぇ。
今期2度目の赤岳山頂。またきちゃいまいた♪
ここで、お昼を食べながらしばし休憩。
前回はここの景色を見て、写真には収ま
り切りません。なんて言ってたけど、
今回の景色を見たら、写真どころか、自分の目にも収まり切らないほどの大展望!
のんびり休んで体力回復したところで、下山開始。
山頂直下の長い鎖場。下るのは楽だけど、登るのはきつそう・・・。
そんなに難しくないです。
何度振り返って見ても、素晴らしい景色。あそこを歩いて来たなんて、信じられないくらい。
阿弥陀岳と行者小屋への道の分岐点へ。
ザックは置いていって身軽になって登る。
かなりの急登。途中にハシゴが一つ。鎖は無いけど、欲しい感じ。
そして、20分程で阿弥陀岳山頂に到着!
山頂にはかわいいお地蔵様が。赤岳と一緒に。
最後にふさわしい大展望が待っていました!
北アルプス方面。
下りはそこそこ急な道。途中で道が崩れた所があって、
上から巻いて進むところがありました。ちょっと解りずらいのでご注意を。
だんだんと緩やかな下りになって、木立の中を進むと、行者小屋が見えてきた。
ここからがすごく長く感じました。
なんとか、やまのこ村までたどり着き。帰宅の途へ。
いやぁ~本当に長かった~。
でも、予定外に中岳、阿弥陀岳もゲット出来て 大満足の山行でした。