2016年12月20日 【日帰り登山】谷川岳 雪訓!(雪上歩行、滑落停止、スタンディングアックスビレイ、雪洞ビバーク)

山行データ

天候 晴天

気温 2℃~8℃程 

  5~10m程度 
   

コンビニ
水上ICを降りてから谷川ベースプラザまでの間に2店舗。
セブンイレブン群馬水上町店
ファミリーマートみなかみ湯原店 

駐車場
谷川岳ロープウェイベースプラザ駐車場 1500台
※5月~11月は有料 500円/日 

トイレ
駐車場内にあり

山行タイム

RW山頂駅  09:00
雪上訓練 09:30 ~ 15:00
ベースプラザ 16:00

訓練ノート

今日は、谷川岳で雪上訓練!

講師は津田沼ヨシキスポーツの時男さん。

参加者は総勢21名。
雪山登山をするのに覚えておくべき技術の習得を目的に参加してきました。

先ずはゴンドラでゲレンデへ移動。

先ずはみんなでゲレンデへ移動。
20名以上だったので団体割引が受けられました♪

訓練の場所はゲレンデのいちばん右端、谷川岳からの下山路の脇。
メンバーは雪山経験者から、この日初めてアイゼンを付けるメンバーまで色々。

アイゼンの余った紐の処理などを教わりながら身支度しました。

雪上歩行訓練

先ずは雪山でアイゼンを履いた状態での足運びの練習。

教わったことメモ

【緩斜面での歩き方】

・登山靴の場合は踵から降りていくが、アイゼンを履いたら足の裏全体で着くようにする。

・出来るだけ小股で歩き、腰が引けるとアイゼンに体重が乗らずに滑りやすくなるので、まっすぐ立つことを意識する。


・斜めに登ったり、降りたり、トラバースする時は谷側の足をやや下に向けて足を運ぶと安定する。

教わったことメモ

【 傾斜がきつくなって来たときの歩き方

・直登する時は、足を「ハの字」に開いて登る。
・斜めに進むときは、交差させながら足を運ぶ、階段状になっている場合などに有効。
・急な斜面の場合は、山側の足の前爪を効かせて登る。
・更に急斜面になったら、両足とも前爪を効かせて登る。この時ピッケルは短く持ってダガーポジションにする。

次にやったのが、急傾斜での登り方。
足は両足ともフロントフッティング(前爪で登る)、ピッケルはダガーポジションにして登る練習。

練習は傾斜が緩いので、何だかゾンビが集団で登って来る感じで怖かった(笑)

滑落停止訓練

次に教わったのが、雪上訓練のメインイベント的な「滑落停止訓練」。

雪面がフワフワなら良いですが、硬くしまったり凍った雪の上を歩いていて、足踏み外し、斜面を転げ落ち始めたら一気に加速してそう簡単には止まれません。

なので、出来る限り早い段階でピッケルを使って滑落を止める必要があります。

止め方は、さっき教わったダガーポジションにしたピッケルを両手で持って上から体重を掛けて、ピックの引っ掛かりを使ってとめます。

これもみんなで練習! ゾンビ集団再び!(笑)

教わったことメモ

【 滑落停止

・とにかく滑り出し初期の段階で止まる事が大事!スピードが出ると止まらなくなる。
・転んだらすぐにピッケルを両手で持って胸の前に引き付ける。
・片手はシャフトの下の方、もう一方の手はヘッドを上から被せる様に。
・体を素早く回転させてうつぶせになり、ピックを雪面に刺す。
・脇を締めてピッケルに体重を乗せてブレーキをかける。
・この時両足を上に向けておかないと、アイゼンが引っ掛かって頭が下に向いてしまったり、足の骨折にもつながる。

スタンディングアックスビレイ

次は、雪山でのビレイのやり方。
夏山だと立木や岩など支点、アンカーに出来るものが色々ありますが、雪山では全部埋まってしまっていることもしばしば。

なので、ピッケルをうまく使ってセルフビレイを取る「アンカー」とビレイをする「支点」を作ります。

先ずはピッケルに長めのスリングをタイオフして、横向きに埋めます。

ピッケルのシャベルを使って斜面に対して横向きに50㎝くらい深めに掘って、ピッケルを埋めます。

これでかなり引っ張っても抜けないアンカーが出来ます。

ただし斜め下方向には効きますが、あまり上方向に力がかかるとスポッと抜けてしまうので注意が必要です。

このスリングでビレイヤーのセルフビレイを取ります。

次にビレイに使う支点を作ります。

こちらはピッケルの上部の穴に短いスリングとヌンチャクを掛けた物を、縦にずぶっ!っと差し込んで足で踏みつけます。

ピッケルに繋いでおいたヌンチャクに確保用のロープを通して完成。

あとは肩絡みでビレイします。

支点は安定していますが、ここまで引かれるとかなり肩が痛いです(汗)

雪洞でのビバーク

最後は、みんなで雪洞を掘ってビバークを体験。

斜面の雪が締まってそうなところを狙って横方向に穴を掘って行きます。

一人で掘ると30分位。
ようやく一人が丸まって入れるくらいの穴が出来ました。

思ってたより穴掘るのシンドイ・・・。

奥に生えてた笹も非常食に!?(笑)

まとめ

今まである程度の雪山を経験してきましたが、改めて講習を受けると知らなかったことばかりで、めちゃめちゃ勉強になりました!

特に、滑落停止はイザというときに出来ないと大変なので、出来れば雪山を始める前に一度経験しておくことをおススメします。