1泊2日、非難小屋泊で平標~谷川岳の縦走へ行って来ました。
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■1日目
10月23日(火):平標登山口P(6:10)~▲平標山(9:30-9:50) ~▲仙ノ倉山(10:35-10:40) ~エビス大黒の頭(11:40)~越路非難小屋(13:40)~泊
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10月に入って紅葉シーズンスタート!
アルプスの紅葉が始まっても、なかなか山に行けず。。。
待ちに待った連休で、まったり紅葉登山♪
のハズだったんですが・・・。
前日の前線通過後、冬型の気圧配置に。
出発当日の朝になっても雨は止まず、
相変わらずの強風。
まあ、午後から天気良くなってくるっしょ!
って感じで登山スタート。
紅葉は登山口付近から徐々に色が付き始めて・・・
足元にも、秋が沢山。
しかし、雨と強風は変わらず。
しばらく歩くと、雨はアラレへと変わる。
回りも白くなって来きた。
しばらく登ると、樹林帯を抜けて熊笹の原っぱに出ます。
この辺りからガスに巻かれて真っ白になったり、
時折晴れて突然景色が現れたりの繰り返し。
見えて来ました、平標山。ピークは右の奥の方。
この先から木道の階段が続きます。
この木道に微妙に雪が乗ってて滑るすべる。
更に、登るにつれて風も強くなり、
こりゃまったり登山とは行かんなぁと諦めてガシガシモードに。
最後の登りを詰めていくと・・・
山頂到着でーす。
祝!初冠雪ハントー♪
とか言っとくしかないっ!(笑)
しばらく腹ご
しらえしながら休憩。
ずっとガスと雪と強風に隠されて景色見えず・・・。
そろそろ行こうかな~と思って準備し始めたら、
パッと晴れて、仙ノ倉山への稜線が見えました♪
これこれ!これを待ってた!
いやぁ~ほんのり雪も付いて、こりゃ贅沢だ~!
なんて、浮かれてる時間もほんの僅か・・・。
この先、エビス大黒の頭までの区間が荒天のピークに。
とりあえずチェーンスパイク履いて先へ。
木道もこのあり様。
やはり、鞍部は風の通り道になりやすいみたいで、
常に風上に体を倒しておかないと真っ直ぐに歩けない。
時折、かがんで風をやり過ごしながら進みました。
地図には360度の大展望って書いてある。
その通りのまさに絶景~♪
を妄想しながらの山行。
普段の妄想力鍛錬の成果が、ここで役に立った。
なんだか、よくわからないうちに仙ノ倉山へ到着。
標識の凍りつき具合もアップしました。
とにかく、何も見えないし止まってると寒いだけなので、先へ。
白いガスの中から、突然岩場が現れてビックリ!
なだらかな稜線だけだと思っていたら、ちょいちょいこんな感じのが出てくる。
ここをよじ登ります。
なんとも無い時なら、なんとも無い岩場なんだろうけど、
雪と強風で難易度アップ。
しかも、この辺りの稜線は細い所が多くて、
風に煽られないように何度もかがんで、しのぎしのぎ進みました。
エビス大黒の頭に到着ー!
ってかここどこやねんっ!(笑)
もうずっと真っ白で先も見えず、
風が強くて止まって地図を出せる状況にもなく。
だいぶこの状況にも飽きてきた。
でもまあ、装備はバッチリだし、
ダメならその辺でも寝れるから大丈夫かなってことで、
行けるところまで突き進むぞ!
でも、次の非難小屋に着いたら今日はそこまでにしよっかな~。
と、強気と弱気の狭間で揺れ動きながら歩いて行くと・・・・
ガスが晴れたー♪
久しぶりに太陽が見えると、なんか安心する。
しかも、この景色。
今までの分、コレで帳消しね♪と言われているような気がして、
ちょっと腹立たしくも、納得させられてしまう光景でした。
谷間の紅葉も♪
少し下ってからの、万太郎山への稜線。
ここから、登り返して20分ほど。
越路非難小屋へ到着。
あと2時間歩いて次の大障子非難小屋で泊まる予定だったけど、
この天気でずいぶんと体力を使ってしまったので、
今日はここまでにして、翌朝の出発を1時間早める事に。
うまくすれば、万太郎山の山頂から日の出がみれるかな~♪
なんて期待もむなしく、小屋に着いてからしばらくすると、
またガスがかかって雪も降り始め、夜半まで強風が吹き続けました。
小屋の中はこんな感じ。
地図には7人って書いてあったけど、
足を伸ばして寝れるのは3~4人がやっとかな。
今日は一人なので広々。
明り取りの窓もついていて快適。
小説読んで、音楽聴いて、ぴよ盛りやって、のんびり。
晩御飯は、ミートボール入れたカレー。
あ、カレーポット(フリーズドライのカレー)が近所のお店に入荷して、初体験。
味はレトルトより美味しいです♪でも、具がショボーンとしてたので、
何かトッピングを持参すると良いかも。
なんだか今日は修行の様な一日だったけど、明日はきっと快晴。
そして、谷川岳にはロープウエイで登って来た山ガールっ♪
なんて期待をしながら就寝です。。。
2日目へつづく・・・