2012年11月29日-30日【 甲斐駒ヶ岳 】 黒戸尾根ピストン①

宇竹神社から黒戸尾根をテン泊ピストン。 


〓〓〓〓〓     甲斐駒 黒戸尾根    〓〓〓〓〓 


11月29日(木):宇竹神社P(7:20)~笹の平分岐(9:20)~刃渡り(11:00)~ 
           5合目小屋跡(12:30)~七丈小屋(14:00)~テン泊 

11月30日(金): テン場(4:45)~8合目(5:50)~▲甲斐駒ケ岳(7:40-8:10) 
           ~テン場(9:45-10:45)~宇竹神社P(15:30) 

                     
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わかっちゃいるけど、やっぱり長い黒戸尾根。 




今まで20キロ以上の荷物を背負って歩いたのは、 

・鳳凰(夜叉神~南御室小屋) 
・蝶ヶ岳(釜トン~横尾) 
・赤岳(美濃戸~鉱泉) 

の3回だけ。 

どれも、ゆるりとした道のりばかり。 


今年の冬シーズンは、テントを背負って歩き回りたい!と思っていたので、 
シーズン一発目に、 

①重荷を背負っての歩行を体に覚えさせる 

②重い荷物を背負っての梯子や鎖も経験しておく 

を念頭において、昨年末に小屋泊で登った甲斐駒を目指すことに。 



いつも通りに、車中前泊。 
宇竹神社Pにはトイレも自販機もあります。 

昨年は、6時30分に出発して小屋に12時30分に着いてしまい、 
夜までめっちゃ暇だった教訓を生かして、遅めの出発。 


登山道入り口のや~つ。 


先ずはひたすら、落ち葉ラッセルしながら九十九折に登ります。 



歩き始めて30分くらいで、太ももがプルプル言い始める。 


『おいっ!俺の筋肉っ。やめるなら今のうちだぞっ?』 

『が、頑張ります!』 

と言うので、先に進む事に。 

体が温まるまで1~2時間はいつも調子が出ないなぁ。。。 



2時間ほど、落ち葉に埋もれながら歩くと、笹の平分岐。 

笹の平と言うだけあって、笹が生い茂ります。 




この辺りから、雪がうっすらと。 


3時間も歩くと、不思議とザックの重さに体が慣れて来た! 

意外とスイスイ歩けるようになった頃に、刃渡りに到着。 



刃渡りの鎖。 


小屋のおじさんが小まめに整備しているらしく、 

この先もルート全般に鎖やロープなどがしっかり付いています。 




去年の年末に登った時は、ここからアイゼン付けたけど、 

今回はまだ大丈夫そうなので、そのまま。 

ここから、細い尾根を少し進むと、梯子と鎖が出て来ます。 




こんな感じの階段?梯子?が4段くらいと鎖が何本か使って、 

ググッと高度を上げます。 



上がった先が、刀利天狗。 


祠と、休憩に調度良い場所があります。 



この先は、黒戸山を巻きながら緩やかな道をしばらく歩きます。 

道が下り始めたら、5合目小屋跡までもう少し。 


途中で、ものすごいガチガチに凍ってる場所があって、 

ここでアイゼン装着しました。 




もはやアイスクライミング!? 


そういえば、この先の5合目小屋跡から右手に下って行ったところにある、 

黄蓮谷でのアイスクライミングが今月のヤマケイに出てましたね! 


昨年は小屋泊だったんですが、 

アイスをやりに来たガイドさんと、そのお客さんと一緒になって、 

小屋のおやじさんと黄蓮谷の話で盛り上がってたのを思い出しました。 

話は半分しか解りませんでしたが、濃ゆい話が聞けて楽しかったなぁ~。 


冬の小屋で一緒になる人って、面白い人が多い。 

そんな気がします。 




五合目小屋跡から眺める、甲斐駒のピーク。 



ここまでくれば、七丈小屋まであと一息です。 


一休みしようと、ザックを下ろして岩に腰掛けた瞬間、 

ヒザと腰が肩が、ずきーんっ!と痛む。 


いつの間にか、重い荷物を背負っていることを忘れるほどに、 

体が重さに順応してきたなと思っていましたが、 

関節達には、やはり疲労が来てたみたいです。 


とは言え、ここからが今日の核心部。 

『 お前ら甘えんなー! 』 

と無理やり渇を入れ、最後の登りに取り付きました。 



祠の右手のなが~い梯子を登って行きます。 


そこから、梯子と鎖が何回か登場します。 

登りきって尾根道を少し歩いてから一度下ります。 


下った先にある橋。 

見えてる1番上まで一気に上がります。 

一番上の梯子の後ろ側が切れ落ちていて、 

結構、高度感あります。 



その上の鎖を登った所から。 



そんなに難しい場所ではないですが、 

荷物が重いと一気に難易度が上がると言う事が解りました。 


まず、大股広げて段差を上がる時の太ももの悲鳴! 

鎖を掴んでいる腕力も使えるとはいえ、かなり足に負担が来ます。 


そして、足が滑った時に腕力だけで全体重を支え切れるかどうか不安でした。 

荷物が軽ければ、足を滑らせても腕力で復帰できますが、 

今回は重さで鎖から手が離れてしまわないかとビビリながら慎重に登りました。
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ここをクリアしたら、ロープの岩場を少し登って小屋に到着です。 



七丈小屋。 



中の様子。 


いつもストーブが炊かれていて暖か♪ 

宿泊、テン泊者には水も無料で分けてもらえます。 

ストーブの上のヤカンのお湯も使わせてもらえます。 

なんて親切♪ 



小屋の説明書き。 




テン場の受付を済ませて移動。 

小屋からテント場までは、さらに登山道を5分ほど進みます。 



途中で、昨日テント泊して今朝山頂まで行って来たという単独の方と出会う。 

ん?この時間から下山!?って思ったけど、口には出さず。 




ちなみにトイレは、小屋からここを渡った先のあの小屋。 


夜中に滑落しないように注意を受けます。 

男子はトイレが凍るから、谷に向かって適当にやって~と指示があります(笑) 


今夜のお宿。 

テント場からは、鳳凰三山と富士山が♪ 



いや~わかっちゃいたけど、本当に長かった! 

でもココまで無事に来れて大満足! 



時間も良い頃合に着けてバッチリ。 

テントを張って、寝床を作ったら夕食の準備。 


最近、ハマっているミートボールカレーを作りつつ、 

その間にカップヌードルを食べるのがいつものパターン。 


今回はシーフードを入れたつもりが、カレー味が入ってた(汗) 

結局メインもラーメンもカレーと言う、なんともスパイシーな夕食となりました。 



日が暮れるまでの時間を、テントを全開にして景色を眺めながら過ごす。 

このまったりした時間も大好き♪ 



小屋ですれ違った人、遅くなったのは上の方で時間がかかったからかも? 

となんとなく推測。 

もともと早めに出て日の出を良いところから見ようとも思っていたので、 

翌朝は4時起きの4時半出発に決定! 


あれこれ思いを巡らせながら就寝。。。。 



2日目に続く・・・・