初の南アルプス&初のテント泊♪
火事場跡から白峰三山を望む。
〓 鳳凰三山 〓
■3月3日(木):夜叉神峠登山道口(12:30)~夜叉神峠(13:30-13:40)~杖立峠(15:30)~
火事場跡(16:45)~テント泊
■4日(金):火事場跡(6:30)~苺平(8:00-8:10)~辻山付近(9:10~9:15)~苺平(9:30)~
火事場跡(10:30-11:30)~夜叉神峠(14:15~14:30)~夜叉神峠登山口(15:30)
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念願のテン泊山行が実現しました~♪
夜勤明けでそのまま出発。
甲府盆地に入ると、大菩薩も金峰も瑞牆も八ヶ岳もみんな真っ白♪
君津を9時に出て、登山口に12時頃到着。
駐車場に車は1台だけ。道中に雪はなし。
この日の荷物は、17~18キロ位。
ザックを担ぐとズシリと重い。半端無く重い。
背負ってすぐに、これで何時間も歩けるのかと心配になる・・・。
この日のために走りこんできた、自分の足腰を信じることに。
アイゼンはまだ付けず。
気温は1~2℃あったので、あまり着こまずにスタート!
1時間ほどで夜叉神峠に到着!
あれ?意外とコースタイム通りで歩けてるぞ!!!
とこの時はまだまだ余裕でした。
!
それにしてもザックがデカイ(笑)。
夜叉神峠を後にして、次は杖立峠を目指します。
短い急登と、ゆるゆるの繰り返し。いわゆる尾根道って感じです。
途中、ザクザクの雪の下がアイスになっていて、アイゼン無しだと気を使うところが
いくつか有りましたが、ストック突いて強引に登りました。
ここからが、一番キツかった!!!
キツクもなく、緩くもない感じの巻き道。しかも高い林で展望なし。
同じような坂を永遠と登ります。
だんだん雪もふかくなってひざ下位。
そして、毎度の事ですが・・・真っ白シロ助には出会えず。
1時間ほど、踏み跡を辿ると火事場跡に到着~。
時間も時間なので、今日はここにテントを張ることに。
もう少し進めると思っていたんだけど、やっぱり初めての荷物の重さに負けました。
さっそく、テント設営開始!
カモシカで教わった通りに、サクサクと組み立てられました。
で、こんな感じで完成~♪だいぶ日も暮れはじめました。
日が陰ったら、一気に気温が下がって来ました。
外気温マイナス15℃。テントの中もマイナス6℃。
昼と夜の狭間。
この後、富士山よりも濃いい星空を
満喫しました!
初めてのモルゲンロート。
⇒朝焼け。朝日をうけて雲が赤く染まること。高山でみる朝焼け。
ほんの20分くらいしか見てないこの景色。
寒さなんか忘れて見入ってしまいました。
ここにテントやら寝袋やらを置いきます。
時間的にどこまで行けるか解らないので、時間がなかったら辻山に向かう計画に変更。
で、歩いて5分もしないうちに、ピストンの方の踏み跡が消える!
ってことで、こっからは全く踏み跡無しで、完全にラッセル。
途中から、ず~っとウサギの足あとが。
ウサギもこの道を使ってるんだね~。
またもや名ガイドに出会えました♪
しかし、踏み跡がないとこんなにも歩きづらいものなのか。
コースタイムの倍?くらい時間かけて苺平に到着。
二人だけのメモリィー どこかでもう一度~♪
やっぱり、時間が無くなって来てしまったので、
せめて展望がいいところで終りにしたいと、辻山へ向かうことに。
そろそろ戻らないとな~って時間
になってきて、山頂が近い気もするけど、
木が高くて先があまり見えず、ウサギの足跡も無くなって、
次のテープがどうしても見つけられなくなって、
ここで撤退決定~。いや~中途半端が一番悔しいわ~。
でも、もう足も体力も限界近かったので正しい判断だったと思います。
で、帰りはスイスイ進む進む。
一度歩いてあるだけでこんなに歩きやすいとは!
なんと20分で苺平まで戻れちゃいました。
ラッセル恐るべし!!!
テントの撤収と、腹ごしらえで1時間。 また重い荷物を背負って下山開始。
そして、まさかの・・・・
いつか絶対リベンジするぞーーーーーーー!!!!!
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いや~しかし、山から帰った後って、仕事もやる気が出るし、
なんだか人にもやさしく出来るような気がするのは、なんでだろう?
不思議だ。