噂の1枚岩だけじゃないぞ、この山は。
久しぶりに、雪の無い山へ、岩登りの練習に~。
〓〓 乾徳山 ( 二百名山 ) 〓〓〓
4月12日(木):神社奥のP(5:30)~乾徳山登山口(5:50)~ 国師ヶ原(7:30-7:50)~
▲乾徳山(9:50-10:30)~国師ヶ原(11:00)~神社奥のP(12:30)
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晴れたら谷川岳へ雪庇を撮りに。
いまいちだったら、乾徳山へ岩登りの練習に。
と決めていた木曜日。
谷川岳は午前中ガスガスの予報だったので、こっちに。
君津を19時頃出発して、駐車場には22時頃到着。近い♪
右手に、乾徳公園駐車場という20台くらい停められるPがあったけど、
気づかずに通過し、その先の神社の裏手のPへ。車は自分の1台だけ。
大雨の影響で、川が増水してドドド~!!っとすごい音の中就寝。
翌朝は、日の出と共に出発!
ずいぶんと日が伸びたもんだね~。
最初は、杉林の道を九十九折に上がって行きます。
まだ陽が当たらず、薄暗くて肌寒い。
しばらく登ると、途中で林道を横切る。
いつの間にか杉林から、明るいミズナラの森へ。
だんだん岩がゴロゴロしてくる。
この辺りまでは、それなりな急登。
登りが緩んだあたりで、錦晶水、到着。
水はしっかりと出ていました。
水場は2箇所あるみたいだけど、1個目は通り過ぎたらしい。
ここからは、笹が茂る緩やかな道に。
途中の沢には、まだ雪が残っている場所も。
軽アイゼン持って来てないけど、この先大丈夫かなぁ?
とちょっと不安に。
しばらく進むと視界が開けて・・・・
国師ヶ原に到着。
青空にそびえる乾徳山が姿を現しました。
右上の草っ原が、扇平かな?草が風に揺られて、
めちゃくちゃ気持ち良さそうな雰囲気♪
日も差して、気温も上昇。
久しぶりの雪の無い山。
アイゼン履いてないし、靴も夏靴だし、装備も日帰りだし、
ウエアもロンTにジャケットだけだし、う~んっ!身軽っ!!!
気持ちよく歩いていたら、
もうあんな寒い思いをして山に登るのは嫌だな~。
なんて思えて来た(笑)。
まあ、実際は雪山見たらテンション上がって
寒いどころじゃなくなっちゃうんだろうけどね。
ここから、扇平までは視界が開けて気持ちの良い道が続きます。
気持ち良いのは、自分だけじゃなかったみたいで、
けんと君もお散歩してました。
こんな感じの草原を登って行きます。
そして振り返ると・・・
後ろには富士山がっ♪
キリっとして、かっこいい。
さあ、ここからが核心部。岩がゴロゴロする急登です。
ペンキマークを辿って進みます。
高度を上げるに連れて、嫌な予感が的中!
やっぱりまだ雪が残ってました。
アイゼンあれば何て事のない場所ですが、
岩や根っこを頼りにそろりそろりとしか進めない(涙)。
ここが一番やばかった・・・。
何度か足を滑らせて、股関節がコキっと鳴った。
北側の斜面を登りきると、岩場登場~。
ここを・・・
こんな手作り梯子を下ったり・・・
よじ登る!
足場も鎖もしっかりしているので、難しくはないです。
岩場の迷路を脱出すると、山頂が見えて来ました!
山頂直下の岩場。
ここまで気づかなかったけど、結構切り立った山でした。
崖ッぷちを進み・・・
ちなみに尾根の中にも安全な道があります。
そして、ようやくやって来ました最後の鎖場!
高さは10Mくらいかな。
岩の割れ目に足を突っ込んで登ります。
登山靴だと、厚さがあって割れ目に突っ込みづらく、
クライミング用の靴が足にピッタリとしている理由がわかった気が。
結構、高さを感じます。
足と手をかける場所はしっかりとあるので、鎖に頼りきらずとも登れました。
奥秩父の山々。
相変わらずのシワシワっぷり。
天気も良くて、ポカポカ気持ちよい事この上なし。
この景色を眺めながらの、贅沢なおにぎりタイム♪
ふと目をやると・・・
水浴びしている小鳥。
なんか、NHKみたいな動画ですな(笑)。
小鳥にも癒されつつ、山頂を満喫して下山開始。
富士山まったね~!
来月あたりに登りにお邪魔しま~す。
帰りに、2人ほどの登山者とすれ違う。
気持ち良い草原へ再び。
気持ちよすぎて寝転がってみた。
人生には、こういう時間も必要です。
予定通り早い時間に降りてこれたので、温泉へ。
勝沼の天空の湯。
前にネットで見て、一度いってみた~いと思っていた場所。
ぶどうの丘ってところに建っていて、さすが回りは一面のぶどう畑。
平日の昼間って事もあって、自分ひとりしか入ってなかたので、
失礼して露天からの景色をパシャリ。
南アルプスを一望です♪
ちなみに石鹸やシャンプーも、ぶどうのニオイのするやつで、
体中がバブリシャスグレープ味の匂いに。
温泉の周りには、桜の綺麗な公園や、試飲の出来るワイナリーもありました。
酒蔵ごとにワインを販売。
地下の試飲コーナーは帰れなくなっちゃうので、またいつかのお楽しみに。
んで、外の桜を鑑賞。
ここの桜すっごい綺麗でした♪
帰りも、渋滞無く2時間ちょっとで君津まで帰れました。
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山頂直下の一枚岩の印象が強い乾徳山ですが、
行ってみると樹林帯あり、草原あり、岩場ありと変化に富んだ山でした。
夏になると、扇平のいったいが花畑になるそうで、
その時期を狙っていくのも良いかも♪
忙しくて桜をゆっくりと眺める時間もなかったのですが、
思わぬところで、ちょうど見ごろの桜に出会えました。
去年、塩釜神社で見た桜を思い出しつつ。
平穏無事な毎日に感謝です。
さあ今シーズンは、まだまだ雪山いくよ~!!!
また晴れてくださいませ~。