2012年2月27日-28日【 蝶ヶ岳 】 雪の槍穂が目の前に♪横尾からのピストンで。

冬の北アルプス入門編、上高地から蝶ヶ岳へ。
今回は目の前からの特等席で観覧して来ました。
〓〓 蝶ヶ岳 ( 二百名山 ) 〓〓〓 

2月27日(月):釜トンネルゲート(13:15)~釜トンネル出口(13:40)~ 大正池(14:05)~ 
上高地BT(14:40-14:55)~明神(15:45)~徳沢(16:40)~横尾(18:20)~非難小屋泊 

2月28日(火):横尾非難小屋(6:00)~槍見台(6:30-6:40)~横尾分岐(10:00)~ 
▲蝶ヶ岳(10:40-11:20)~横尾分岐(11:50)~横尾非難小屋(13:10-13:45)~ 
徳沢(14:45)~明神(15:40)~上高地BT(16:40)~釜トンネルゲート(18:15) 

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早いうちから連休って、行く山は様子見。 

あれこれ調べて、雪の量も天気も今なら行ける!と踏んで、 
蝶ヶ岳へアタックすることに。 

夜勤明けで、そのまま上高地へ移動。 
君津から順調に高速走って、4時間ほどで沢渡へ到着。 

沢渡大橋の500Mくらい先にアルピコタクシーの営業所。 
タクシー使うと、無料で車を停めさせてもらえてもらえます。 

釜トンネルゲートまでは、15分くらいで定額2800円。 

ここ最近はバスツアーで上高地に入るお客さんが増えて、タクシー屋は厳しいんだとか。 
冬場は平日1台、週末2台で営業。 

予約の連絡やらなんやらは、全て運転手さんの携帯に転送されます。 
ほぼ一人営業状態なので、その辺りを理解して連絡すると気持ちよく出来ると思います。 

さあ、釜トンネルへ到着! 

今日は時間を見ながら、明神か徳沢まで行って、テントを張る作戦。 


冬季閉鎖の看板と釜トンネルの入り口。 

いや~来たなぁ~って感じ。 
本日の荷物、19キロを背負って登り始めます。 


トンネルの中の様子。 

閉鎖ゲートを通って山を登るなんて、 
なんかちょっと山登りする人っぽくなって来たんじゃない!? 
なんて自分で思いながら歩く。 

日帰りで、大正池の霧氷撮影をする人が多い時期らしく、 
トンネルの中で20人くらいとスレ違いました。 


トンネルを抜けて林道を行きます。 

最初は雪が無いところもあったけど、途中からガリガリアイスバーン。

ストック突いていけば、アイゼンなしで大丈夫です。 
途中、工事の車両が何台も通って行きました。 


順調に歩いて、バスターミナルまで来ました。 

秋には、人がわんさか居たのがウソの様に静まり帰ってました。 
ここで腹ごしらえをして、先ずは明神を目指します。 

あっさりと明神に到着~。 

明神岳を眺める。 

荷物重いから相当時間がかかるかと思いきや、 
意外と歩けるので自分にビックリ。 

トレースも、スノーシューで歩いた後がきっちり付いていて、 
歩きやすいことこの上なし。軽荷だったら夏より早く歩けたかも。 


更に林の中の小路を行きます。 


梓川の様子。 

スノーシューで川の上を歩いた跡もありました。 


日も傾きかけたところで、徳沢に到着。 

ここにはテントが3張り。 
一人、明神岳を眺める男性が居て、今夜星空を撮って明日下山するとのこと。 

他の2張りには人が居ないみたいだったので、 
長塀から蝶に上がって冬季小屋に泊まっている?と推測。 

こっからならトレースは確実そう!時間も時間だし、ここでテント? 
でも、明後日の悪天を考えると、横尾からピストンで明日中に川沿いに降りてたい。 

迷ったあげく、足はまだ動きそうなので、横尾まで行くことに。 

で、徳沢を出て新村橋まで進むと、 
急にスノーシューのトレースがなくなる~っ(汗) 

だいぶ前に着いたようなうっすらとした踏み跡に、 
単独者の真新しいワカンの跡。。。 

途中で日が落ちて暗くなり、横尾の手前300M位で、 
雪崩れて夏道が進めなくなっていて、川沿いに降りて進んだりして、 
時間がかかりながらも、横尾まで辿り付た~。 

ご飯食べて、寝床を作ったら、外へ出て星空観賞♪ 

こんなにガッツリした星空は久しぶりだ~♪ 

翌朝は、下からの冷えで目が覚めた。 

銀マット&プロライトプラスで寒かったことなんてなかったのに、 
なんでじゃー???と床板の隙間を覗くと、雪が見えて直接外とつながってました・・・。 

さあ、山頂めざして出発! 
気になっていたトレースも、ワカンの跡がずっと続いている様子。 

荷物が軽くなったら、亀の甲羅を下ろしたかの様に、足が良く動く。 


槍見台に到着~。 
朝焼けの槍にしばし見とれました。 

しかしながらこのコース、本当にず~っと急な登りが続きます。 
途中で緩やかな尾根を・・・とか無し! 

横尾1620M⇒稜線2620M、1000Mを一気に突き上げます。 

時折、樹林の間から見える景色に励まされつつ。 
足元は、新雪に真新しいワカンの踏み跡が1つ。 
くるぶし~膝丈の半ラッセル状態でした。 


あと、200M!!! 

もう本当に鬼ですこのコース。 
こりゃフル装備を背負ってたら、倍くらい時間かかってたな。 

しかしながら、たぶん昨日登ったと思われるワカンさんの体力には脱帽です。 

途中で何度か素敵なショートカットを見せてくれていて、 
かなりこの道には詳しい見たい。 

ワカンさん居なかったら、登れて居ませんでした! 
ありがとうございます! 

と心の中でつぶやきつつ歩く。 


4時間登り続けて、ついに森林限界を突破!!! 


振り返るとこの景色!!!! 

槍穂キター!!! 


横尾分岐から小さいピークを目指します。 

風はそれほど強くなく、天気も申し分なし♪ 

ちょっと登ると、瞑想の丘と蝶の山頂が見えて来ました。 
稜線上にはそれほど雪はありません。 


途中で、蝶ヶ岳ヒュッテの冬季小屋を覗く。 

真ん中の赤い箱見たいのが入り口。 


ロープで据え付けられているスコップを使って、 

入り口を支えつつ入ります。 

もうひとつ奥のドアまではハイハイで。 


中はこんな感じ。10人くらいは寝れるかな。 

ここに泊まって、夕焼けやら朝焼けやら見れたら最高だけど、今回は見送り。 


そして山頂に到着~! 

毎度の事ながら、上手いこと晴れる。 
こうなるとどこを狙って撮るとか解らなくなるのが、最近の贅沢な悩み(笑)。 

菅平、志賀高原。 


美ヶ原。 


八ヶ岳、手前に霧ヶ峰。 


富士山、南アルプス。 

甲斐駒、白峰、塩見、赤石? 


中央アルプス。 


御岳、乗鞍。 


焼岳~西穂高。 


西穂高、前穂。 


前穂、奥穂、涸沢岳。 


北穂~大キレット~南岳。 


南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳。 


奥に水晶?、手前が西岳、赤岩岳。 


大天井、常念。 

小屋シリーズ(笑)。 


槍ヶ岳山荘。 


穂高岳山荘。 


北穂高小屋。 

大天荘。 

結局、40分くらい山頂に居ました。 
徐々に風が強くなってきたので、そろそろ下山することに。 


来た道を戻ります。 


また夏にお邪魔しまーす! 

帰りは、ばふばふの雪の上を走るように降りました。 
まさに、富士山の砂走り状態。 

傾斜も、ふわふわ感もまさにそれ。 


暗くて見えなかった、涸沢方面への橋。 

この看板の埋まりよう(笑)。 

ここから先、涸沢、槍ヶ岳どちらもトレースはありませんでした。 


明るくなっての、小屋の中。 

二階建てで結構広い。30人くらいは入れそう。 

小屋の目の前には、凍らずに流れ続ける水場。 
めちゃめちゃ助かる。 

予定では、ここか、徳沢でもう1泊と思っていたけど、 
くだりがものすごく早くついたので、行けるところまで行くことに。 

お昼を食べて、準備して出発!!! 


途中で雪崩れている箇所。 

こんな感じになっているところが数箇所ありました。 

雪崩れているとこは、川沿いへ降りて巻きます。 


ズンズン進んで、バスターミナル付近から、 

噴煙を上げる焼岳。 

結構、足にきていたけどこの分なら、 
今日中に車まで戻ることも出来そうな時間だったので、大正池まで進んでしまうことに。 

途中で、携帯でタクシーに電話するも、今日はすでに営業終了ですとの事。 
帰りは明後日と伝えてあったし仕方ない。 

迷ったけどそのまま歩き続け、久しぶりの12時間行動と、 
重い荷物に体力も限界に達して、ちょ~ヘロヘロに。 

なんとかトンネルの出口までたどり着いたけど、 
しかたなく、親指を上に向けてヒッチハイク。 

なんと1台目で、いきなり停まってくてましたぁ~! 

自分の勝手な判断でここまで来ておいて、人様のお世話になるのは、 
すごく申し訳なかったけど、乗せてくれた方もすっごく良い方で、本当に助かりました。 

おばあちゃんと娘さんの二人で、福井へ旅行に行った帰りとのことで、 
車内では、カニのフルコースを食べて温泉に入ったら、夢にカニが出て来た話やら、 
親戚が千葉に居るなんて話で盛り上がり、終始楽しく送って頂きました♪ 

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なんやかんやありつつも、 

終わってみたらすべてが結果オーライな感じで、 

良い山行が出来ました! 

でもやっぱり、あまりあれやこれやと可能性を探らずに、 

予定通りに進んで、ダメならダメとあきらめて戻る! 

ってのが一番安全なのかなぁ? 

特に今回は、ルートも、宿泊地も、日程も、移動手段も、 

たくさんの選択肢があって、その場その場で考えて進む機会が多かったので、 

そんなところが気になりました。 

まあ、ある程度予定を組んで、あとは臨機応変に! 

ってのが答えなんでしょうけど、皆さんはどんな感じですか? 

さて、春休みが始まって仕事が忙しくなる前に、 

もう一山くらい行きたいなー!どこにしよっかなー♪