〓〓〓〓〓 鋸山 〓〓〓〓〓
7月1日(月): 自宅(4:45)~君津駅(5:12 内房線下り始発)~浜金谷駅(5:42)
車力道経由~鋸山山頂(7:10-7:30)~自然歩道経由~ 浜金谷駅(10:00)
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あまり遠くには出かけられないので、近場の山へ。
家から徒歩&電車で行って来ました。
往復1000円の交通費だけの格安山行♪
地元の君津駅です。
マスコットキャラは、『 きみぴょん 』。
Tシャツなんかもあって、地元では愛されています。
駅から眺めると、山頂付近ガスってました。
駅からハイキングスタートです。
金谷の街中を10分位あるいて、JRの線路をくぐって、
館山道の下をぬけると登山口です。
このルートは車力道と言って・・・・・・
説明は下の写真にお任せします(笑)
ってことで、轍が見えるでしょ?
コンクリートの技術がまだ発達する以前は、
石が建築材として使われていたんですね~。
勉強になる!
見事な石垣とコケ。
30分くらい割となだらかな登りを歩いて行くと、
突然目の前に絶壁が姿を現します。
ドーン!と垂直の壁。
地図的にはこのどこかを登って稜線に出る感じなんだけど・・・
ここから少し進むと、絶壁の真下に出ます。
要塞のような石切り場の跡。
ここ本当に凄いです!
切り立った岩壁に、人工的に切り取られた洞窟がぽっかりと。
崩落の危険があるので立ち入り禁止になっていて入れませんが、
遠めに見ても結構奥深そう。
上から見たところ。
入り口の石積みは、天井が崩れそうなのを押さえてるのか?
しばらく見入ってから、再び上を目指しました。
そして、めっちゃ急な階段登場。
あの壁の上部へと、岩の合間を縫って階段が続いていました。
階段と手すりがなかったら、相当な鎖場ですね。
階段を上り終えると、稜線へ。
ここからは、緩やかな稜線の小道です。
左手に500Mほど進むと鋸山の山頂。
展望はまあまあ。
ここはサックリ滞在して、来た道を戻り、
地球が丸く見える展望台へ。
ここは展望バッチリでした♪
正面には三浦半島。
晴れていれば、丹沢や富士山も見えます。
右手には金谷の町が。
ちょうどフェリーが港に入って来るところでした。
さすがは、海の銀座と言われるだけあって、船の数も多い!
左手には隣町、ばんやのある保田。
千葉の名峰、富山と伊予が岳も見えてます。
最近、千葉の山も形で見分けがつくようになって来ました!
だって、どれも似たり寄ったりなんだもの(笑)
しばらく景色を眺めたら、再び急な階段を下って、
今度は絶壁の下を歩くコースへ。
ため池の脇を通過。
ここ、カンボジアで見た遺跡っぽい雰囲気出てた。
そして、また石の道を進むと、
ドカーンと再び絶壁を削った石切り場の跡。
下から見上げるとこんな感じ。
たまに石ころくらい落ちてくるんだろうなきっと・・・・(怖)
んで、小さくお地蔵さんが刻まれていて、
石切の仕事の安全を祈願したらしいです。
そして、さらに奥へと進むと・・・・
有名な地獄覗きの下に出ました。
あの出っ張ってるところが地獄覗き。
あそこは日本寺というお寺の境内なので、
登るには拝観料600円かかります。
その壁の隣の石切り場が、一番規模が大きい場所。
ここには、昔の機械もそのまま置かれていて興味深かったです。
トヨタ製でした。
まだ、トヨタ自動車が独立してない時代の代物です。
よく見ると、安全第一の文字が。
まさに現場だったんですね~。
当時は削岩機なんてなかったでしょうから、
楔を打ち込んで切り出していたんでしょうね。
って感じで、なんだか登山と言うよりすっかり社会科見学みたいに
なってしまいましたね(笑)
この跡、日本寺の入り口まで登ってから、下山に使った自然歩道へ。
下りはサクサクと。
途中の展望台からの風景。
走る街を見下ろして~のんびり雲が泳~い~でく。
斉藤和義の 『 歩いて帰ろう 』 が頭に浮かぶ風景でした。
帰りの電車は1時間に1本で、ちょっと時間があったので、
下山の足で金谷港のフィッシュへ。
のこぎり山バームクーヘンを嫁さんへのお土産に購入。
次回も快く山へ見送ってもらうためには、こういう気遣いが大切だと、
最近学びました(笑)
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と、いう事で交通費が往復1000円。
お土産代が1420円。
なんと安上がりな登山だったこと♪
RWを使っては何度か登ったことあったんですが、
したからの登山道が整備されていると知ってから、
ずっと行ってみたかったこのルート。
駅から往復で4時間程度の距離ですが、
見所満載で、それ以上に充実した山行となりました。
しばらくは、近場の山でコツコツトレーニングかな~。